BOX

試合区分:No.219
開催期日:2015年11月25日
開始時間:12:40:00
開催場所:大田区総合体育館 Aコート
主審:窪田 淑子
副審:松岡 隆博

環太平洋大学 56 10 1P 18
19 2P 20
17 3P 09
10 4P 12
OT
OT
59 東海大学九州

環太平洋大学

HC:知花 武彦
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 前田 奈々 6 1 5 1 9 1 2 4 1 3 4 2 1 2 1 29:39
5 中島 麻紗子 DNP
6 宮川 瞳 21 0 4 8 14 5 5 4 4 4 8 3 1 2 1 40:00
7 時任 由依 5 0 6 2 9 1 2 2 0 2 2 0 0 1 0 18:15
8 勝山 果歩 0 0 0 0 3 0 0 0 2 0 2 1 0 0 0 3:06
9 筒井 悠月 4 0 0 2 9 0 0 1 4 6 10 0 3 3 0 32:14
10 須川 奈保子 DNP
11 岩本 はる菜 9 1 2 2 9 2 2 4 4 1 5 3 0 0 1 29:00
12 高岡 優 3 1 7 0 0 0 0 1 1 1 2 0 1 1 0 24:27
13 山崎 瑛奈 8 0 1 2 9 4 4 1 3 3 6 0 0 4 0 20:13
14 下條 真奈 DNP
15 八木 柚香 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 3:06
16 堀田 結衣歩 DNP
17 新垣 楓 DNP
18 笹山 千佳 DNP
チーム 0 0 0 0 1 0 0 0 6 3 9 1 0 0 0 00:00
合計 56 3 25 17 64 13 15 17 25 23 48 11 6 13 3 250:00

東海大学九州

HC:宮本 由紀
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
3 狩俣 美沙樹 DNP
6 山下 裕衣 5 1 6 1 2 0 0 2 0 5 5 2 0 0 0 35:34
8 金子 仁美 DNP
9 豊田 有紗 3 0 0 0 4 3 4 0 3 8 11 1 0 0 2 13:10
10 井上 春佳 16 0 1 8 17 0 0 3 2 2 4 4 4 1 0 37:48
11 上野 鈴乃 DNP
14 小澤 愛菜 2 0 3 1 3 0 0 5 2 7 9 5 1 0 0 28:09
15 松本 恵理奈 17 5 8 1 3 0 0 2 1 5 6 6 0 0 1 40:00
16 藤崎 茉来 6 2 5 0 1 0 0 1 0 2 2 1 0 0 1 11:23
22 江口 麻耶 DNP
24 花田 香菜 DNP
32 横山 嘉乃 DNP
72 壇 夏輝 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1 2 1 0 0 1 4:50
78 徳永 沙紀 10 0 1 5 6 0 0 0 1 6 7 4 1 1 1 29:06
99 宅万 明日香 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 6 2 0 0 0 00:00
合計 59 8 24 16 37 3 4 14 13 39 52 26 6 2 6 250:00

GAME REPORT

中国1位環太平洋大学と九州2位東海大学九州の一戦。前半から、環太平洋大は激しいディフェンスを展開し、相手のミスを誘うも、それを生かし切ることが出来ず流れを掴めない。対する東海大九州は#10井上のインサイドプレイ、#15松本の3Pシュートを武器に勢いに乗る。しかし後半開始早々、環太平洋大は#9筒井、#13山崎がチームを牽引し、一気に流れを引き寄せる。東海大九州は#10井上、#78徳永のインサイドを起点に攻めるが、堅い守りに阻まれ得点できない。第4ピリオドは互いに点の取り合いとなる。環太平洋大は#12高岡、東海大九州は#10井上が奮起し、攻守が激しく変わる展開となる。しかし、小さいながらも終始リバウンドで奮闘し、全員バスケを貫いた東海大九州が59-56と辛勝し、3回戦へと駒を進めた。

 第1ピリオド、開始早々東海大九州は#10井上、#14小澤の連続得点で勢い付く。流れを断ち切りたい環太平洋大は#8勝山、#7時任らが果敢にゴールに迫るが尽く外れ、3分間無得点の状態が続く。中盤、#6宮川が得点するが、その後がなかなか続かない。対する東海大九州もミスが目立ち始め、思うように得点を伸ばすことが出来ない。点差を縮めたい環太平洋大は#7時任、#6宮川の得点で応戦する。終盤、東海大九州は#15松本の3Pシュート、#78徳永のインサイドプレイでさらに加点し18-10。8点のリードを得て第1ピリオドを終える。

 第2ピリオド、激しいディフェンスを仕掛ける環太平洋大は相手のミスを誘い、#6宮川、#16堀田の得点で徐々に点差を詰めていく。#6山下、#15松本の3Pシュートで応戦する東海大九州だが、確実な流れを掴むことが出来ない。終盤、環太平洋大は#7時任のレイアップなどで加点するが、東海大九州#14小澤の攻守にわたる活躍の前に後が続かず、38-29と東海大九州がリードを保ったまま、前半を終える。

 第3ピリオド、東海大九州は#10井上を起点に攻め立てる。環太平洋大は#6宮川が攻守にわたりチームを鼓舞し点差を縮めていく。流れを渡したくない東海大九州は、残り5分19秒にタイムアウトを請求するが、環太平洋大の堅い守りに苦戦しなかなか得点できない。堅実な守りから得点し、流れを引き寄せた環太平洋大が点差を縮め1点差とし47-46。しかし東海大九州リードは変わらず第3ピリオドを終える。

第4ピリオド、序盤、ついに環太平洋大が#9筒井のシュートで逆転に成功する。しかし、後が続かず相手を突き放すには至らない。対する東海大九州は#16藤﨑が3Pシュートを決め同点とすると、#78徳永のインサイドプレイで再びリードを得る。しかし環太平洋大#12高岡も意地を見せ、3Pシュートを決め返す。同点のまま時間だけが過ぎた終盤、東海大九州#16藤﨑が放った3Pシュートが綺麗な放物線を描き、リングに吸い込まれ、このシュートが決定打となる。東海大九州がそのまま逃げ切り、59-56。東海大九州が劇的な勝利を飾り、ベスト8に進出した。

森本 璃那