BOX

試合区分:No.223
開催期日:2018年12月12日
開始時間:16:40:00
開催場所: 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場 Aコート
主審:村田 尚美
副審:大山 賢史,安藤 俊明

早稲田大学 71 18 1P 12
18 2P 16
12 3P 08
14 4P 26
09 OT 13
OT
75 筑波大学

早稲田大学

HC:倉石 平
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
1 安藤 友里恵 DNP
3 長谷川 玲子 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 1 0 0 0 5:19
5 細貝 野乃花 7 1 6 0 3 4 5 1 0 2 2 2 0 0 0 27:09
7 大原 咲織 DNP
11 神山 夢来 DNP
12 石井 香帆 DNP
14 田中 真美子 19 0 0 7 11 5 6 3 5 11 16 1 2 1 4 36:19
17 河村 くるみ DNP
21 高田 静 12 0 2 2 11 8 8 2 1 3 4 3 6 2 0 45:00
23 澁谷 咲月 13 3 8 2 4 0 0 3 0 0 0 2 0 3 0 31:42
25 中村 美羽 8 0 0 4 7 0 0 2 1 4 5 1 0 0 0 21:39
26 船生 晴香 DNP
28 大西 胡桃 DNP
33 中田 珠未 10 0 0 4 9 2 2 5 3 2 5 4 0 1 1 32:04
37 内山 未悠 2 0 1 1 4 0 0 0 1 4 5 2 1 1 1 25:52
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 5 7 12 7 0 0 0 00:00
合計 71 4 17 20 49 19 21 16 17 34 51 23 9 8 6 250:00

筑波大学

HC:柏倉 秀徳
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
5 嘉数 唯 DNP
11 木村 珠貴 5 0 2 1 4 3 4 3 3 3 6 2 0 0 0 33:11
14 伊藤 遥香 DNP
16 高辻 真子 19 4 8 3 11 1 2 3 1 2 3 4 5 2 1 42:23
20 矢田 真悠 0 0 6 0 2 0 0 2 1 1 2 0 0 0 0 14:27
21 樺島 ほたる 10 2 5 1 4 2 2 2 2 0 2 1 0 0 0 28:22
23 渡邊 悠 17 1 2 6 8 2 2 3 1 4 5 3 2 1 0 37:25
24 佐々木 芽衣 DNP
25 原田 知歩 DNP
31 夏井 麻朱 DNP
32 佐藤 由佳 7 1 2 2 5 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 15:26
37 田中 みなみ DNP
43 澤田 佳奈 DNP
45 佐藤 由璃果 17 1 4 5 16 4 4 3 6 7 13 3 1 4 2 44:12
72 出原 菜月 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1 2 1 0 1 0 9:39
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 4 5 9 0 0 0 0 00:00
合計 75 9 29 18 51 12 14 18 19 23 42 15 9 8 3 250:00

GAME REPORT

関東1位早稲田大学と関東6位筑波大学の2回戦。前半は一進一退の緊迫した雰囲気で試合が展開されるなか、フリースローやジャンパーを落ち着いて決めきった早稲田大が36-28と8点のリードを奪い試合を折り返す。後半、筑波大が怒涛の追い上げを見せるも、早稲田大は冷静に対抗し、追撃を許さない。試合が動いたのは第4ピリオド後半。高確率で3Pシュートを沈めた筑波大が怒涛の追い上げを見せ一気にビハインドを縮めると、試合終了間際に筑波大#16高辻が放った3Pシュートがネットを揺らし、62-62。勝負の行方は延長戦へ。オーバータイム、終始白熱した点の取り合いが続くが、着実に得点を重ねる早稲田大を横目に、延長戦に持ち込み勢いづいた筑波大が勝ち越し、タイムアップ。71-75と勝負所でシュートを決めきった筑波大が大接戦を制し、ベスト8進出を決めた。


 第1ピリオド、序盤、早稲田大#23澁谷がスティールから先制すると、筑波大は#16高辻がドライブで決め返す。しかしその後は得点が伸びず、開始3分で2-2と重苦しい立ち上がりとなる。中盤、早稲田大は#33中田を中心に、筑波大は#23渡邊を中心に加点し一進一退の攻防が続くが、終盤に入っても継続して#33中田のインサイドで得点を重ねた早稲田大が18-12とリードし第2ピリオドへ。


 第2ピリオド、前半、筑波大は積極的なリバウンドから得点に繋げるが、早稲田大は#25中村が落ち着いてジャンパーを沈め、両者譲らぬ展開となる。後半に入り、筑波大は#16高辻、#45佐藤(由璃)、#23渡邊が立て続けに得点するも、ファウルがかさみ波に乗り切れない。早稲田大は得たフリースローを着実に決めきり、36-28。早稲田大が僅かにリードを広げ前半を終える。


 第3ピリオド、前半、早稲田大#23澁谷が3Pシュートを沈めるも、筑波大は#45佐藤(由璃)、#16高辻が連続で3Pシュートを決めるなど猛烈な追い上げをみせ、開始5分で39-36と3点差まで詰める。しかし後半、早稲田大は#21高田の好アシストから#14田中、#25中村が得点を重ね、さらに#5細貝が3Pシュートを沈め追撃を許さない。48-36と早稲田大がリードを二桁まで伸ばし最終ピリオドへ。


 第4ピリオド、序盤、筑波大は開始早々に#32佐藤(由佳)が3Pシュートを沈めると#45佐藤(由璃)、#21樺島が次々に得点を重ね、開始2分半で48-45まで追い上げる。しかし早稲田大も#14田中がポストで奮闘し三連取と、簡単には譲らない。後半、9点のビハインドを負う筑波大は積極的にアウトサイドシュートを狙うと筑波大#21樺島に続き#16高辻が2本連続で3Pシュートを沈め再び追い上げる。早稲田大は#21高田がドライブから得点に繋げ対抗するも、筑波大は攻め手を緩めずゴールアタックし、残り2分でついに1点差にまで追い上げる。その後、両チームファウルが嵩み、フリースロー合戦となる。筑波大3点ビハインドで迎えた残り10秒、筑波大は#16高辻にボールを託すと、試合終了のブザーと同時に放ったボールがリングに吸い込まれ、62-62、延長戦へと突入する。


 オーバータイム、ワンゴール差以内で両者得点を取り合う緊迫した状態が続くが、開始3分、筑波大#21樺島の3Pシュートが決まると筑波大がリードを4点とし、均衡状態が崩れる。何としても追いつきたい早稲田大は#21高田のアシストから#25中村、#14田中が合わせ同点に持ち込むも、残り20秒、筑波大#11木村がドライブを沈めると残り6秒には#23渡邊が得たフリースローを冷静に沈め、追い打ちをかける。早稲田大は最後までリングにアタックするも、無念のタイムアップ。筑波大が延長戦までもつれ込んだ大接戦を制し、準々決勝へと駒を進めた。

日高 遼子