2025.05.10

【李相佰盃強化合宿レポート#11】男子第3次強化合宿2日目

5月10日(土)、第48回李相佰盃 日・韓大学代表バスケットボール競技大会に向けた男子日本代表チームの第3次合宿は2日目を迎えた。

 

本日の午前中の練習は、ビデオを用いて韓国選手の特徴を理解することからスタート。網野友雄HC(白鷗大学)は、「当たり負けしない強いフィジカルと強いメンタルが必要。」と選手に訴えかけた。実戦形式のメニューでは、前日の練習の確認を踏まえ、オールコートでのディフェンスの動きや連携の精度を高めることに重点を置いて進行。選手たちは状況に応じた動きを理解し、試合を想定した強度の高い練習を行った。

午後の練習では、フィジカル面やディフェンスの確認をするなど、韓国チームを意識したより強度の高い練習が行われた。実戦形式では、一人ひとりが積極的に声を出し、コミュニケーションを図る姿が見受けられた。スタッフ陣らは、声を出すこと、リバウンドへの意識を強く呼びかけた。

 

 

今日の第3次合宿を通して、小澤飛悠選手(SF/190cm/日本体育大学)は、「強度が高い良い練習ができた。」「自分が求められていることは3Pシュート。シュートが入らなくても打ち続けることを意識してやっている。」と述べた。いよいよ来週に迫る今大会、「AWAYで緊張もあると思うがしっかりコミュニケーションをとって3戦全勝したい。」と闘志を燃やす。

 

塚本智裕選手(PG/180cm/大東文化大学)は、「まだまだ自分たちの強みが出せていない。」「残りの合宿でもっと強度を上げていかなければならない。」と語った。同ポジションである佐藤涼成選手(PG/173cm/白鷗大学)が不在である今合宿。「(佐藤)涼成不在でアタックやディフェンスが欠けているので、最高学年としても同じポジションとしても自分が代わりに体現したい。」と意気込んだ。

 

第3次合宿2日目を終えた男子日本代表。来週に迫る日韓戦を見据えた強化は着実に進んでいる。

Writer
稲見 柚香(イナミ ユズカ)

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