BOX

試合区分:No.129
開催期日:2025年12月3日
開始時間:16:00:00
開催場所: 横浜武道館 Aコート
主審:七種 徹
副審:根本 優,堀内 大

浜松学院大学 56 08 1P 22
15 2P 07
20 3P 16
13 4P 12
OT
OT
57 近畿大学

浜松学院大学

HC:大口 真洋
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
猪狩 智哉 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1:56
2 佐久間 琉乃介 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 1 0 0 0 3:54
7 森川 綾哉 6 1 6 1 3 1 1 3 0 2 2 3 2 0 0 33:42
17 坂井 晴哉 15 3 12 3 10 0 0 1 2 3 5 2 4 2 0 32:39
19 高栁 魁 9 1 6 2 2 2 4 5 3 5 8 1 1 0 1 28:02
22 奥村 カウエ 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2:24
23 セン マム リバス 9 0 0 4 13 1 2 4 13 14 27 3 2 1 2 30:51
25 北潟 星偉 DNP
26 ラワル ソレイマン 2 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 0 0 0 0 3:52
27 エスぺポ パウロ DNP
34 西尾 碧斗 4 1 6 0 1 1 3 1 0 2 2 1 0 0 1 28:43
54 西川 仁一朗 2 0 1 1 2 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 13:03
60 小倉 佑太 DNP
61 川出 雄也 5 0 0 2 4 1 2 3 3 0 3 1 0 0 0 13:33
81 屋島 直哉 4 0 1 2 2 0 0 0 0 1 1 0 0 1 0 7:20
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 4 1 0 0 0 00:00
合計 56 6 34 16 38 6 12 19 22 32 54 13 10 5 4 200:00

近畿大学

HC:平山 俊太
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
0 仁藤 優貴 19 2 7 5 9 3 5 2 0 3 3 2 3 0 0 33:46
2 徳永 将大 3 1 2 0 1 0 0 1 0 0 0 1 1 1 0 14:10
3 吉田 京之介 DNP
5 曽我部 嵐史 DNP
6 鶴田 大陽 3 0 0 1 1 1 2 0 0 1 1 1 1 0 0 10:33
7 中村 晴 6 2 7 0 2 0 0 1 1 6 7 1 1 1 1 31:25
11 槌田 要太 DNP
14 高倉 潤稀 DNP
17 田中 優大 DNP
18 保田 空海 3 1 2 0 1 0 0 2 0 0 0 1 0 1 1 11:26
24 濱野 歩 DNP
40 幸野 凌大 DNP
46 東 拓志 2 0 0 0 3 2 2 3 0 4 4 2 3 0 0 29:13
49 ジャンバルボ 海斗 21 2 5 5 12 5 7 1 2 9 11 3 0 0 3 40:00
65 鹿原 拓夢 0 0 0 0 2 0 0 3 1 2 3 0 2 0 0 29:26
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 4 0 0 0 0 00:00
合計 57 8 23 11 31 11 16 13 5 28 33 11 11 3 5 200:00

GAME REPORT

第77回全日本大学バスケットボール選手権大会、東海地区2位浜松学院大学対関西地区6位近畿大学の一戦。前半は両チームともに主導権を譲らない展開となった。第1クォーターは浜松学院大が#17酒井を軸に攻撃を組み立てる。一方の近畿大は#0仁藤が多彩な得点で試合を牽引し、流れを確保するも拮抗した展開が続く。第2クォーターに入ると、浜松学院大がディフェンスから速い展開へ切り替え、#17坂井と#34西尾の連続3Pシュートで一気に追い上げを見せる。近畿大は#49ジャンバルボが奮闘したものの、得点が伸び悩みペースを掴みきれない。第3クォーター、浜松学院大が#17坂井の連続得点で勢いに乗り逆転に成功するも、近畿大は#0仁藤が3Pシュートと巧みなゲームメイクで試合を掌握し、主導権を渡さない。最終クォーターに入っても流れは一進一退。浜松学院大は粘り強いリバウンドと#19高柳の3Pシュートで再逆転し、最後まで勝負を諦めない姿勢を見せる。しかし、勝負所で抜け出したのは近畿大。仁藤が攻撃の中心として得点・アシストの両面でチームを牽引し、終盤のプレッシャーがかかる場面でも冷静にフリースローを沈め、56対57で近畿大学が勝利した。

第1クォーター、浜松学院大は#17坂井を起点にテンポよく攻め込み、#23センがゴール下で強さを見せるも決め切れず、流れをつかみきれない。それでも積極的にインサイドを狙い続け、拮抗した展開が続く。一方、近畿大は#0仁藤が開始直後から存在感を発揮。鋭いドライブでディフェンスを突破しつつ、外角のシュートも決め切り、オフェンスを牽引した。近畿大が一歩リードし8-22で第1クォーター終了。


第2クォーター、浜松学院大はディフェンスからの速い展開でリズムをつかみ、一気に追い上げに入る。外角では#17坂井、#34西尾の3Pシュートが続けて決まり、会場の空気を変えるような流れをつくる。積極的なトランジションが功を奏し、徐々に点差を詰めていく展開に。一方の近畿大は#49ジャンバルボが攻守で奮闘し存在感を見せるが、チームとしてはこのクォーター7点にとどまる。得点が止まった時間帯に浜松学院大に流れを渡し、リードを縮められる形となった。23-29で第2クォーター終了。


第3クォーター、浜松学院大は#17坂井の勢いが止まらず、開始直後の連続得点でついに逆転に成功する。さらに#81屋島がエネルギッシュなプレーで流れを引き寄せ、チームを勢いづける。対する近畿大も簡単には主導権を渡さない。#0仁藤が3Pシュートを沈めるだけでなく、ディフェンスを巧みに操るような鋭いアシストも披露し、エースとして存在感を発揮。43-45で第3クォーター終了。


第4クォーター、浜松学院大は粘り強いリバウンドからセカンドチャンスを確実に得点へつなげ、勢いを取り戻す。さらに#19高柳が大きな3Pシュートを沈め、ついに逆転。シーソーゲームへ突入した。しかし近畿大はここでエース#0仁藤が真価を発揮。オフェンスをコントロールし、再び流れを引き寄せる。残り40秒で同点となる緊迫の終盤、勝敗を分けたのは#0仁藤のフリースロー。重圧のかかる場面でも確実に沈め、56-57、近畿大が1点差の接戦を制した。

野村 昇汰