一般財団法人
全日本大学バスケットボール連盟

第77回全日本大学バスケットボール選手権大会、九州地区2位日本経済大学対関西地区1位天理大学の一戦。互いにキャプテンである日本経済大#8今泉、天理大#20駒田が試合の鍵を握り、主導権の奪い合いが続く。序盤は、天理大#77ジェレマイアのインサイドを軸に得点を重ねる一方、日本経済大は#20淺田、#8今泉を起点に攻撃を展開。拮抗した展開が続く中、32–37で天理大がリードし前半を折り返した。後半、日本経済大は#8今泉の3Pシュートのバスケットカウントで逆転に成功。その一撃を契機に流れを一気に引き寄せると、セットオフェンスからフリーの3Pシュートを高確率で沈め、最大15点差をつける。追いかける天理大は終盤、#20駒田、#77ジェレマイアが3Pシュートを連続で沈め反撃。さらに#20駒田を起点に得点を重ね、最後まで勝利への執念を見せたが、日本経済大の勢いを止めるには至らず。最終スコア72–66、日本経済大学が激戦を制し、大会初のベスト4進出を果たした。

第１クォーター、天理大は#77ジェレマイアを起点とするファストブレイク、日本経済大は#35ブノアの3Pシュートから得点。日本経済大は、3Pシュートのタフショットを沈め優位に立ったかと思いきや、天理大が持ち前のディフェンスでスティールから得点を重ね、試合を白紙に戻す。17-17、同点のまま第１クォーター終了。

第２クォーター、日本経済大#8今泉、#20淺田のガード陣が攻守両面で奮闘するも、天理大が粘りを見せ均衡を維持。互いに点が入らない時間が続くが、天理大#20駒田が3Pシュートを沈め、逆転に成功し、さらにドライブから得点し、リードを広げる。対する日本経済大も#8今泉が3Pシュートを沈め喰らいつく。32-37、天理大がリードし、前半終了。

第３クォーター、天理大は#77ジェレマイアのインサイドから加点していき、リードを広げる。対する日本経済大は#8今泉の3Pシュートのバスケットカウントから、勢いに乗り、同点に追いつく。そこからシーソーゲームとなり、点を取り合う展開が続く。50-48、日本経済大が逆転し、最終クォーターへ、

第４クォーター、日本経済大は#35ブノア、#12組崎の3Pシュートで勢いに乗り、得点を重ねていき、15点差をつける。終盤、天理大は#77ジェレマイア、#20駒田が連続で3Pシュートを沈め、6点差に追いつき、追い上げを図る。さらに天理大#20駒田が3Pシュート、ドライブで得点し、点差を縮めるも、一歩及ばず。72-66、日本経済大が勝利を収めた。