BOX

試合区分:No.124
開催期日:2017年11月22日
開始時間:16:00:00
開催場所: 大田区総合体育館
主審:大井 明
副審:小澤 朋克

拓殖大学 79 16 1P 20
16 2P 15
26 3P 12
21 4P 22
OT
OT
69 明治大学

拓殖大学

HC:池内 泰明
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
2 岡田 侑大 28 2 4 8 16 6 7 2 3 5 8 3 3 1 0 40:00
6 山田 勝太 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 1 0 0 0 1:15
11 山﨑 拓 2 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 9:20
13 阿部 諒 12 0 1 4 8 4 5 2 3 2 5 0 2 2 1 35:35
14 山梨 歩 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 1 0 0 0 1:49
15 熊澤 圭祐 DNP
16 飯田 遼 4 1 8 0 0 1 2 2 0 8 8 0 0 0 0 33:51
18 多田 武史 6 2 4 0 1 0 0 2 1 1 2 0 1 1 0 19:10
21 須崎 虎太郎 DNP
23 ゲイ ドゥドゥ 24 4 13 5 7 2 4 4 0 10 10 7 3 5 0 35:57
24 荒川 颯 3 1 2 0 2 0 0 1 0 1 1 1 0 0 0 12:57
28 村上 義泰 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2:48
33 富山 仁志 0 0 0 0 1 0 0 0 0 3 3 0 0 0 0 7:18
41 杉野 晴輝 DNP
58 平良 彰吾 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5 6 0 0 0 0 00:00
合計 79 10 32 17 35 15 20 14 10 35 45 13 9 9 2 200:00

明治大学

HC:濱西 康一
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
2 齋藤 拓実 15 3 6 3 8 0 1 1 0 0 0 3 5 2 0 31:19
3 綱井 勇介 2 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 0 1 0 0 7:54
4 小林 拓 DNP
8 今西 勇人 DNP
10 須藤 昂矢 13 1 4 5 8 0 0 4 6 4 10 1 1 0 0 31:50
11 奥野 綾汰 12 1 4 4 10 1 2 1 1 0 1 2 0 0 0 22:44
14 濱西 秀人 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:52
21 野口 龍太郎 6 0 4 3 3 0 0 0 0 1 1 0 0 1 0 15:27
22 宮本 滉希 10 0 0 5 11 0 0 5 2 3 5 1 0 1 1 21:14
24 森山 修斗 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 5:18
27 松本 大河 3 1 4 0 0 0 0 1 0 10 10 0 2 1 0 22:46
28 今川 友哲 1 0 0 0 2 1 2 4 3 2 5 5 2 0 0 22:35
32 吉川 治耀 7 1 4 2 5 0 0 3 0 2 2 3 0 1 0 18:01
35 盛滿 拓郎 DNP
77 菊地 啓斗 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 8 9 0 0 0 0 00:00
合計 69 7 27 23 49 2 5 20 13 31 44 16 11 6 1 200:00

GAME REPORT

 関東1位拓殖大学と関東7位明治大学の2回戦。序盤から点の取り合いとなり速い展開のバスケットが繰り広げられる中、内外バランス良く得点を重ねた明治大が一歩リードする。第2ピリオドに入ると、拓殖大は#2岡田の個人技が光り一時逆転に成功するも、チームディフェンスで粘り着実に得点につなげた明治大が3点リードのまま前半を終える。第3ピリオド、拓殖大はアウトサイドシュートを中心に得点を重ねる。一方の明治大はオフェンスリバウンドで得点をつないでいくも相手の勢いを抑えきれず2桁リードを許し最終ピリオドへ。終盤、明治大は#2齋藤の多彩なオフェンスで怒涛の追い上げを見せ1ゴール差まで迫るも、精度の高い3Pシュートなどでコンスタントに得点を重ねた拓殖大が79-69で逃げ切り、準々決勝へ駒を進めた。


 第1ピリオド、序盤、拓殖大は#23ドゥドゥのポストプレイや#24荒川の3Pシュートで加点していく一方、明治大は#2齋藤のアシストから#11奥野が得点すると#27松本が3Pシュートで続き、簡単に流れを譲らない。中盤、明治大は#10須藤の3Pシュートを皮切りに、#11奥野や#2齋藤のドライブで連取し一歩抜け出す。終盤、拓殖大は#2岡田のドライブや#23ドゥドゥが3Pシュートを決め、オフェンスのリズムを立て直すも、明治大#2齋藤の3Pシュートやキレのあるジャンパーを抑えきれず、16-20。明治大のリードで第1ピリオドを終える。


 第2ピリオド、追いかける拓殖大は、果敢にゴールにアタックしフリースローを得るも決めきれず、我慢の時間となる。対する明治大は、#22宮本や#32吉川のアウトサイドシュートが決まりリズムよく加点しリードを広げる。中盤、拓殖大は#13阿部の体を張ったスティールで勢いづくと、#2岡田が技ありのドライブで相手を翻弄し4連続得点と攻め立て、さらに#23ドゥドゥの豪快なダンクが炸裂し一気に逆転に成功。しかし終盤、明治大はディフェンスで粘り相手の得点を止めると、#21野口や#22宮本が確実に得点につなげリードを奪い返し、32-35と明治大がリードを守り試合を折り返す。


 第3ピリオド、序盤、拓殖大は速い展開から#16飯田や#23ドゥドゥが立て続けに3Pシュートを沈め一気に点差を縮めると、さらに#13飯田のバスケットカウントでリードを奪う。中盤、拓殖大は、#23ドゥドゥのジャンパーや#2岡田のドライブで加点していく。一方の明治大は、アウトサイドシュートが当たらず苦しい展開となるも、#22宮本や#28今川がオフェンスリバウンドでセカンドチャンスを作り得点につなげなんとか喰らいつき膠着状態となる。しかし終盤、拓殖大は#2岡田の巧みなドライブや3Pシュート、さらに#13阿部が気持ちを前面に出した力強いドライブで得点し、58-47と拓殖大が相手をこのピリオド10点に抑え2桁リードを奪い第3ピリオド終了。


 第4ピリオド、開始早々、拓殖大は勢いそのままに#18多田の3Pシュートと#23ドゥドゥのドライブでこの試合最大の16点のリードを得る。一方の明治大は、序盤こそ相手のオフェンスを抑えきれず、大幅にリードを許すも、#10須藤のドライブや#2齋藤の3Pシュートで加点し、逆転の機会を狙う。中盤、明治大は#21野口がドライブで得点すると流れは一変、#2齋藤が3Pシュートでバスケットカウントをもらい点差を1桁に戻すと、さらに華麗なパスで味方の得点を演出するだけでなく、自ら切れ込み得点するなど躍動し、ついに1ゴール差に迫る。たまらずタイムアウトを請求した拓殖大は、#2岡田がジャンパーを沈め落ち着きを取り戻すと、フリースローで着実に得点を重ね、じわじわと点差を広げる。明治大は、#10須藤がチームを救うオフェンスリバウンドで得点し意地を見せるも、最後、相手のタイトなディフェンスを前に攻めきれず、無念のタイムアップ。79-69で、拓殖大が多彩なオフェンスで猛追を見せた明治大を振り切りベスト8進出を果たした。

松本 さくら