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試合区分:No.125
開催期日:2017年11月23日
開始時間:11:00:00
開催場所: 大田区総合体育館
主審:石田 祐二
副審:北島 寛臣,菊地 真吾

筑波大学 77 23 1P 05
20 2P 15
07 3P 25
27 4P 29
OT
OT
74 青山学院大学

筑波大学

HC:吉田 健司
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 青木 保憲 9 1 4 3 7 0 0 1 1 4 5 1 3 0 0 37:47
7 青木 太一 DNP
8 菅原 暉 6 0 1 3 4 0 0 4 0 1 1 2 2 2 0 17:40
10 村岸 航 3 1 1 0 1 0 0 2 1 1 2 2 1 0 0 12:30
11 増田 啓介 21 2 5 5 9 5 7 3 3 3 6 1 3 2 0 32:38
15 森下 魁 0 0 0 0 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 8:34
16 野本 大智 DNP
17 杉浦 佑成 19 3 9 5 11 0 2 1 1 4 5 1 0 1 0 35:48
27 山口 颯斗 DNP
32 中西 香煕 DNP
33 三森 啓右 DNP
37 加藤 智樹 DNP
47 和田 直毅 DNP
65 玉木 祥護 9 0 0 4 5 1 2 3 1 4 5 2 0 0 0 17:53
88 牧 隼利 10 1 1 3 8 1 4 1 1 5 6 0 3 2 0 37:10
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 4 0 0 0 0 00:00
合計 77 8 21 23 46 7 15 17 9 25 34 9 12 7 0 200:00

青山学院大学

HC:廣瀬 昌也
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
2 日野 翔太 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:09
6 木田 貴明 22 4 9 4 7 2 2 5 0 1 1 2 1 2 0 24:18
8 時田 康佑 2 0 0 0 0 2 2 1 0 2 2 2 0 0 0 8:33
10 高橋 浩平 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 1 7:05
13 前田 悟 27 3 7 5 11 8 8 3 2 4 6 2 0 2 0 33:23
14 伊森 響一郎 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 1 1 0 0 0 2:22
15 石井 悠太 2 0 3 1 4 0 2 2 2 2 4 1 5 1 0 36:00
20 戸田 晃輔 6 0 2 2 4 2 2 0 0 2 2 1 0 0 0 17:46
21 納見 悠仁 0 0 2 0 1 0 0 1 0 2 2 1 0 0 0 12:03
27 ウィタカ ケンタ DNP
31 戸田 貫太 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2:23
37 ナナー ダニエル弾 8 0 0 4 7 0 0 4 1 9 10 0 1 0 1 23:38
43 渡嘉敷 直輝 DNP
52 赤穂 雷太 7 0 3 3 4 1 1 2 3 3 6 3 0 1 1 32:20
72 斉藤 諒馬 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 5 2 7 2 0 0 0 00:00
合計 74 7 27 19 38 15 17 19 13 29 42 16 7 6 3 200:00

GAME REPORT

関東5位筑波大学と関東4位青山学院大学の3回戦。開始早々、ハードディフェンスから流れを掴み、スタートダッシュに成功した筑波大がリードする展開。第1ピリオド筑波大は攻撃の歯車が噛み合い、全員が得点を挙げる好調な滑り出しを見せる。第2ピリオドに入っても、筑波大の強固なディフェンス、バリエーション豊富な攻撃は止まることを知らず、43-20で前半を折り返す。しかし、第3ピリオドに入ると、試合の流れは一変する。青山学院大が猛追を見せ、点差を一気に縮め、ビハインドを5にする。迎えた第4ピリオド、筑波大は#17杉浦、青山学院大は#6木田の意地のプレイが続き、一進一退の攻防となるも、終盤、インサイドで手堅く得点を挙げ、強さを見せた筑波大が77-74で勝利し、準決勝進出を果たした。


第1ピリオド、開始早々筑波大は#4青木(保)のドライブで先制すると、#11増田、#17杉浦、#65玉木と続き、10‐2とスタートダッシュに成功する。対する青山学院大は筑波大の強固なディフェンスを前にタフショットを強いられ、苦しい展開となる。中盤、筑波大のディフェンスはさらに激しさを増し、青山学院大の攻撃を尽く封じ、試合を優位に進める。その後も筑波大は#17杉浦、#65玉木らがコンスタントに得点を重ね、23-5と筑波大が18点のリードを奪い第1ピリオド終了。


第2ピリオド序盤、筑波大は#11増田、#8菅原の連続3Pシュートで華麗に得点を奪うと、ディフェンスではリバウンドで強さを見せ、青山学院大を圧倒する。この状況を脱したい青山学院大であるが、内外含めシュートが尽くリングに嫌われ、無得点のまま時間は進む。中盤、青山学院大は#13前田が意地の3Pシュートを沈め、前半だけで14点の孤軍奮闘を見せるも、攻撃の歯車が噛み合った筑波大を抑えることは至難の業であり、ビハインドは広がるばかり。43-20、筑波大がリードをさらに広げ第2ピリオド終了。


第3ピリオド序盤、試合の流れは一変する。これまで息を潜めていた青山学院大の攻撃が牙をむく。#13前田のジャンパーを皮切りに、#20戸田(晃)のジャンパー、#52赤穂のバスケットカウントと続き一挙4連続得点、反撃の狼煙を上げる。対する筑波大はターンオーバーを連発し、開始4分間無得点と失速、一気に詰め寄られる。終盤、筑波大は#65玉木がインサイドで粘りを見せ、なんとか得点を奪うも、勢いに乗る青山学院大は強く、#6木田のブザービートが決まり50-45、青山学院大が驚異の追い上げを見せ、ビハインドを5にしたところで第3ピリオド終了。


第4ピリオド序盤、青山学院大は#6木田が3Pシュートを尽く沈め、残り7分#6木田のスティールからの速攻で遂に同点に追いつく。そこからの展開は、筑波大#17杉浦、対する青山学院大#6木田の執念のプレイが続き、一進一退の攻防を繰り広げる。決められたら決め返す白熱した試合運びで、終盤までもつれ込む展開となるも、終了間際での筑波大#88牧、#4青木(保)のドライブが決まり、勝負あり。77-74、筑波大が激闘を制し、準決勝進出を果たした。

村田 一馬