BOX

試合区分:No.132
開催期日:2017年11月25日
開始時間:17:00:00
開催場所: 青山学院大学青山キャンパス
主審:久保 裕紀
副審:蒲 健一,長谷川 裕

拓殖大学 70 20 1P 18
13 2P 18
17 3P 17
20 4P 20
OT
OT
73 筑波大学

拓殖大学

HC:池内 泰明
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
2 岡田 侑大 21 0 4 9 13 3 6 3 0 6 6 3 1 1 0 40:00
6 山田 勝太 DNP
11 山﨑 拓 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3:48
13 阿部 諒 11 0 2 3 8 5 6 2 0 4 4 0 2 0 0 29:57
14 山梨 歩 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2:26
15 熊澤 圭祐 DNP
16 飯田 遼 5 1 5 1 1 0 0 2 0 1 1 2 0 0 0 25:22
18 多田 武史 2 0 3 1 2 0 0 1 2 1 3 0 0 0 0 22:57
21 須崎 虎太郎 DNP
23 ゲイ ドゥドゥ 25 4 11 5 17 3 6 3 4 13 17 1 1 0 1 33:43
24 荒川 颯 0 0 0 0 3 0 0 1 0 2 2 0 1 2 0 17:04
28 村上 義泰 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 6:17
33 富山 仁志 0 0 0 0 0 0 0 2 0 1 1 0 0 0 0 5:17
41 杉野 晴輝 DNP
58 平良 彰吾 6 0 0 3 3 0 0 4 1 1 2 0 0 0 0 13:09
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 3 1 0 0 0 00:00
合計 70 5 25 22 48 11 18 21 8 31 39 7 5 3 1 200:00

筑波大学

HC:吉田 健司
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 青木 保憲 5 1 3 0 6 2 2 5 0 2 2 1 2 1 0 35:04
7 青木 太一 DNP
8 菅原 暉 3 0 0 1 2 1 2 0 0 2 2 0 1 0 0 11:20
10 村岸 航 0 0 1 0 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 8:58
11 増田 啓介 25 1 3 8 11 6 8 2 4 9 13 3 1 0 1 35:17
15 森下 魁 DNP
16 野本 大智 DNP
17 杉浦 佑成 19 4 10 2 7 3 4 1 0 4 4 1 2 0 0 36:22
27 山口 颯斗 4 0 0 2 5 0 0 0 2 2 4 0 2 0 0 12:03
32 中西 香煕 DNP
33 三森 啓右 DNP
37 加藤 智樹 DNP
47 和田 直毅 DNP
65 玉木 祥護 4 0 0 2 6 0 0 3 2 4 6 1 1 2 1 26:54
88 牧 隼利 13 1 5 4 7 2 6 3 3 8 11 2 4 0 0 34:02
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 4 5 1 0 0 0 00:00
合計 73 7 22 19 45 14 22 16 12 35 47 9 13 3 2 200:00

GAME REPORT

関東1位拓殖大学と関東5位筑波大学の準決勝。両チームとも、気持ちのこもった‭プレイが飛び出し、終始どちらに転ぶかわからない拮抗した試合展開となる。拓殖大は#23ドゥドゥを軸にオフェンスを展開。内外問わず得点を重ね、前半だけで15得点を挙げる活躍を見せる。対する筑波大は、華麗なパスワークでフリーを作り出し、アウトサイドシュートを高確率で沈め、前半を36-33と3点リードで折り返す。後半以降も、シーソーゲームは続く。筑波大は、積極的にリングにアタックしファウルを獲得。フリースローを獲得し着実に加点。一方の拓殖大は、交代で入った#58平良が闘志あふれるプレイで得点をもぎ取り、両者一歩も譲らない。最後の最後までどちらに転ぶか分からない展開が続くが、勝負を決めたのは筑波大#8菅原。残り8秒、苦しい体勢から放ったタフショットを見事決め切り、勝負あり。拓殖大は、最後まで諦めずに戦い抜いたが、惜しくも力及ばずタイムアップ。73-70、筑波大が死力を尽くした戦いを制し、優勝を懸けた決勝の舞台へと駒を進めた。

 第1ピリオド、筑波大#11増田のゴール下でゲームスタート。対する拓殖大も#23ドゥドゥがリバウンドショットをねじ込み応戦。互いに気迫のこもったディフェンスを前に、開始5分6-6とロースコアな展開となる。中盤以降、拓殖大は#23ドゥドゥの3Pシュートや#2岡田の1on1など多彩なオフェンスで、序盤と打って変わって得点を量産していく。一方の筑波大も、#88牧の速攻や#17杉浦のジャンパーなど、主導権を簡単には渡さない。20-18、拓殖大が2点リードし第2ピリオドへ。

 第2ピリオド、ゾーンディフェンスを敷く拓殖大に対し、筑波大は#17杉浦が連続で3Pシュートを沈め猛プッシュ。一方の拓殖大も、#23ドゥドゥがダンクシュート、3Pシュートと躍動し、開始3分25-25と同点となる。両者一歩も譲らない展開が続くが、筑波大は#27山口のオフェンスリバウンドからチャンスを掴むと、セカンドチャンスを得点に繋げ一歩リードする。一方の拓殖大も、#16飯田が3Pシュートを決めるなど、流れを簡単に傾かせない。36-33、筑波大が3点リードし後半へ。

 第3ピリオド、筑波大は積極的にリングに向かっていき、拓殖大のファウルを誘い出していき、与えられたフリースローで着実に得点を重ねていく。この勢いのまま筑波大に流れが傾くかと思われたが、拓殖大も、負けじと#58平良や#2岡田がドライブでディフェンスを切り裂き、食らいついていく。53-50、筑波大3点リード。勝負の行方は最終ピリオドへと委ねられた。

 第4ピリオド、筑波大#11増田のリバウンドショットで先制。対する拓殖大も#13阿部がタフショットを沈め応戦する。序盤から激しい得点の応酬が続くが、拓殖大#2岡田のスティールから速攻で開始5分56-55と逆転に成功する。その後、両者一歩も譲らない戦いが続き、残り33秒70-70と同点となる。勝負が決まったのは残り8秒。筑波大は#8菅原が、ドライブからタフショットを執念でねじ込み、勝負あり。拓殖大はファウルゲームに打って出るも、筑波大はこれを落ち着いてかわしタイムアップ。73-70で筑波大が手に汗握る接戦を見事に勝ち切り、4連覇を懸け、4年連続で決勝戦へと駒を進めた。


森本 悠馬