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試合区分:No.136
開催期日:2017年11月26日
開始時間:14:00:00
開催場所: 青山学院大学青山キャンパス
主審:倉口 勉
副審:谷古宇 孝,石田 祐二

筑波大学 68 19 1P 20
19 2P 22
19 3P 18
11 4P 27
OT
OT
87 大東文化大学

筑波大学

HC:吉田 健司
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 青木 保憲 7 1 7 2 4 0 0 1 3 2 5 0 2 1 0 34:02
7 青木 太一 DNP
8 菅原 暉 8 2 5 0 2 2 2 3 0 1 1 1 0 0 0 26:39
10 村岸 航 DNP
11 増田 啓介 16 1 4 4 8 5 6 5 1 3 4 2 3 0 1 31:51
15 森下 魁 0 0 0 0 1 0 0 1 1 2 3 1 0 0 0 6:38
16 野本 大智 DNP
17 杉浦 佑成 15 3 10 2 4 2 4 2 1 4 5 2 2 0 0 37:53
27 山口 颯斗 7 1 2 2 2 0 0 3 3 2 5 1 1 0 0 12:01
32 中西 香煕 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:24
33 三森 啓右 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:00
37 加藤 智樹 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00:24
47 和田 直毅 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:24
65 玉木 祥護 4 0 0 2 4 0 2 4 1 1 2 1 0 0 0 22:45
88 牧 隼利 11 2 4 2 5 1 1 2 1 2 3 2 3 0 0 26:58
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 6 1 7 1 0 0 0 00:00
合計 68 10 33 14 30 10 15 21 17 18 35 11 11 1 1 200:00

大東文化大学

HC:西尾 吉弘
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
0 葛原 大智 9 0 0 3 6 3 4 3 5 1 6 1 1 0 0 28:24
2 飴谷 由毅 DNP
12 熊谷 航 20 2 5 5 11 4 5 4 1 2 3 1 4 0 0 35:05
13 小谷 健太 DNP
15 モッチ ラミン 30 0 0 13 18 4 6 3 8 8 16 0 1 0 0 33:07
20 毕 光昊 4 0 0 1 1 2 4 2 1 2 3 0 0 0 0 6:53
23 奥住 将人 10 2 7 2 3 0 0 2 0 2 2 0 2 2 0 26:04
30 島元 崇吉 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:43
34 中村 浩陸 2 0 6 1 7 0 0 1 1 2 3 0 2 2 0 18:25
35 松本 紘希 DNP
56 山岸 優希 8 0 0 4 7 0 0 0 4 2 6 0 0 0 0 17:49
77 日野澤 俊作 DNP
81 後藤 大輝 2 0 0 1 2 0 0 0 1 0 1 0 0 1 0 11:22
90 小川 直樹 2 0 0 1 1 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0:14
91 ビリシベ 実会 0 0 3 0 2 0 0 3 0 1 1 1 1 0 0 21:54
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 4 3 7 2 0 0 0 00:00
合計 87 4 21 31 58 13 19 18 25 24 49 5 11 5 0 200:00

GAME REPORT

関東5位筑波大学と関東3位大東文化大学の決勝戦。筑波大は4連覇を、大東文化大は初優勝を懸け、死力を尽くした戦いが繰り広げられる。大東文化大は、インサイド陣にボールを集中し、確率の高いバスケットで加点。中でも#15モッチは、前半だけで15点をあげる活躍を見せ、大東文化大は主導権を握る。一方の筑波大は、#8菅原、#88牧らの3Pシュートが面白いように決まり、簡単には流れを傾かせずに38-42、4点のビハインドで前半を折り返す。どちらに転ぶか分からない白熱したシーソーゲームは続くが、第4ピリオド。#15モッチ、#12熊谷らに火が付き、大東文化大はリードをじわじわと広げる。筑波大も、闘志あふれるプレイで必死に食らいついていくも、大東文化大#0葛原のバスケットカウントなどもあり点差は逆に開いていく。筑波大はファウルゲームで最後まで勝利を追い求めたが、惜しくも力及ばずタイムアップ。87-68、大東文化大が手に汗握る死闘を制し、初優勝でインカレを締めくくった。

 第1ピリオド、大東文化大#15モッチのゴール下からゲームスタート。大東文化大は、#0葛原のポストムーブや#23奥住の3Pシュートと後が続き、開始4分11-6と一歩リードする。一方の筑波大も、負けじと#65玉木のジャンパーや#4青木(保)の3Pシュートなどアウトサイドシュート中心に得点を重ね、開始7分14-13と逆転に成功。一進一退の攻防が続くも、終盤、大東文化大は#12熊谷のアウトサイドシュートが高確率できまり、僅かにリードを得る。20-19、大東文化大が1点リードし第2ピリオドへ。

 第2ピリオド、序盤、大東文化大は#15モッチや#56山岸などインサイドを軸に加点。対する筑波大も、#27山口がオフェンスリバウンドを尽く拾い、セカンドチャンスから得点を生み出していく。互角の戦いが続くも、筑波大#88牧、#8菅原らの3Pシュートが連続で決まり、開始5分、31-26と5点リードを奪う。立て直したい大東文化大は、タイムアウトを請求。タイムアウト後、#34中村のフローターや#12熊谷のジャンパーなど多彩なオフェンスで逆転。さらには、途中出場の#90小川がブザービートでジャンパーを沈め追撃。42-38、大東文化大4点リードで後半へ。

 第3ピリオド、ゾーンディフェンスを敷く筑波大に対し、大東文化大は華麗なパスワークで効果的に攻め立て、得点を連取し猛プッシュ。52-42とリードを2桁に広げる。苦しい展開が続く筑波大であったが、#17杉浦の3Pシュートや増田のポスト1対1など3連続得点を挙げ、開始8分51-56とビハインドを5まで詰める。その後、両者一歩も譲らない得点の応酬が続く。第3ピリオド終了間際、筑波大#17杉浦の3Pシュートがブザービートで決まり57-60、筑波大がビハインドを3に縮め、最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、大東文化大#12熊谷がバスケットカウントをねじ込み先制。すかさず筑波大#88牧もリバウンドからバスケットカウントを決め返し、白熱した試合展開となる。両チームとも気迫のこもったプレイが続き息を飲む展開が続くも、大東文化大#0葛原のバスケットカウントや#12熊谷の3Pシュートなどが飛び出し、じわじわと流れが大東文化大に傾いていく。残り2分17秒、大東文化大#15モッチにリバウンドショットを決められ67-79とされたところで、筑波大は最後のタイムアウトを請求する。筑波大は3Pシュートを放ち逆転を狙うも、これがリングに嫌われ決まらない。その間も大東文化大は着々と得点を重ね、差を広げていく。筑波大は最後まで諦めず戦い抜いたが、大東文化大がこれを退け勝負あり。87-68、大東文化大が初優勝を果たし、第69回全日本大学バスケットボール選手権大会を締めくくった。

森本 悠馬