2021.12.04

大阪人間科学大学 一万田選手 ~同期の支えと共に~

来たる12月6日(月)より、国立代々木競技場第二体育館他にて

第73回全日本大学バスケットボール選手権大会が開幕します。

2年ぶりの有観客開催となる今大会、

各地区の注目校にコラムを執筆してもらいました。


はじめまして。大阪人間科学大学女子バスケットボール部キャプテンの一万田琴音です。よろしくお願い致します。

大阪人間科学大学へ入学してからの4年間を振り返り執筆させていただきます。


入学した当初の練習で感じたことは、練習の質の違いでした。高校の時と比べ、メニュー間の切り替えの速さや練習の強度と質が高く、1回生の頃はただ練習をこなしていくということに精一杯の毎日でした。高校の時に気持ちよく打てていたシュートが完全に止められ、良いパスも出せず、練習ですら思うようにプレーできない状態でした。その当時のキャプテンの方から声をかけていただき、なんとか自分のプレーを出そうともがき続けていました。


2回生、3回生はあっという間に過ぎ、思い返せば辛いことの方が多かったと思います。辛い時には監督、チームメイト、親、友達にたくさん支えてもらってきました。支えられる度にみんなの言葉を受け止め、なりたい自分になるためには、諦めずにやり続ければ必ずできると信じて行動していました。3回生の時にはコロナの影響で約2か月間練習ができない日々がありましたが、その期間に今までの環境が当たり前ではないことに気づき、チームメイトがいること、毎日集まって練習ができること、応援してくださる方がいること、大会を開催できることなど、感謝する気持ちを忘れずにいようと再確認できる機会になりました。


4回生になり、いよいよラスト1年に。同期は誰一人かけることなく4年間一緒にやってきたメンバーで、今の自分がいるのもこの同期のおかげてあると言い切ることができます。そんな同期と頼もしい後輩たちとのインカレが始まろうとしています。周りの環境に感謝する気持ちを忘れず、これまでたくさん支えられてきた分、チームが苦しい時に自分が声を出してエネルギー出して、今度は自分が支えられる側になりたいと思います。そしてどの試合でも最後まで100%の力で戦い、自分たちのバスケットを40分間やり続けられるようにチーム一丸となって戦います。


大阪人間科学大学の初戦は

12月7日(火) 14時30分〜 @大田区総合体育館Bコート

vs新潟医療福祉大学


熱いチーム力で40分間全力を出し切ると誓う彼女たちの戦いに注目したい。

Writer
西尾 知夏(ニシオ チナツ)

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