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KU CAMP2024開催中! 幸嶋謙二HC インタビュー 『大学バスケが盛り上がるきっかけになるといい』
3/19〜22の4日間にかけ、トッケイセキュリティ平塚総合体育館にてKU CAMP 2024が開催されている。
KU CAMP 2024は関東の強豪校をはじめ全国各地から計14校が参加し、新入生も活躍の場があるという選手・お客さん共に貴重な機会となっている。そんなKU CAMPはどのように始まったのか、どういう思いで開催されているのか、HCとして神奈川大学を関東1部リーグ所属の強豪にまで導いた幸嶋謙二HCにお話を伺った。
〜現在のKU CAMPに至るまで〜
2011年の震災の時に、東海大、明治大、大東文化大、神奈川大、立命館大で集まって練習ゲームをやっていたんですけど、恐らくそれがはじまりだと思います。ちょうどその練習ゲームの時に震災があって、そこから毎年続けようということになって、平塚キャンパスをメインで使うようになりました。そこから関西のチームを呼んでとやっていたら一気に大きくなっていて、数えると今年で13年目になります。
写真:立命館大学
〜KU CAMPへの思い〜
最初は春の早い時期の練習ゲームということで、競技力向上と育成としてやっていたんだけど、大学バスケットというカテゴリーの中で、レフリーと日本全国の大学の交流の場として提供できればなという思いはあります。
平塚キャンパスでやってた時も観戦は自由にできてたんですけど、自分のチームが人気になってきということと人気のあるチームがたくさん来てくれるということもあって、今年は平塚総合体育館も使うことができたので、いろんな人が観に来てくれているので選手にとってもいいことなのかなと思います。
〜チームに与える効果とは〜
我々(神奈川大学バスケットボール部スタッフ)はこのKU CAMPの運営をチームビルディングの一つとして捉えているので、いろんな人が来てくれて、運営というバスケットボール以外のところで協力しあって、この大会をチーム全体で創っていこうと思っています。また、来てくださったチームだったり一般の方々に気を遣うといった、もてなしの心ではないですけど、来てくださった方々に対する触れ合い方っていうような、バスケット以外でのところが本当に必要なことだと思っているので、チームに対しても個人に対してもプラスになっていると思います。
最初に自分が各大学の先生方に日程を周知させるだけなんですけど、その他の運営だったり企画っていうのは全部学生スタッフがやってくれるので本当にすごいなと思っています。
写真:一般客来場の様子
〜今後のKU CAMPについて〜
なるべく来年以降も維持したいとは思っていて、辞めてしまうのは簡単で、今年も体育館が取れなかったら辞めちゃおうかなとか思ったんですけど、学生たちが頑張ってくれているので辞めてしまうのはもったいないなと思いました。大学間で学生スタッフ同士のつながりもできているので、そういう意味でもいい機会になっていると思っています。
なんとなく今、高校生とBleagueだけが盛り上がってる感じがあるので、大学生も負けてられないなっていうのがすごくあって、この神大キャンプが大学バスケが盛り上がるほんの一つのきっかけになればいいと思ってます。
KU CAMP 2024は入場無料となっております!ぜひ会場に足を運んでみてください!
詳しくは神奈川大学バスケットボール部公式HPまで