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2025.04.18
【李相佰盃強化合宿レポート#7】男子第2次強化合宿初日
4月18日(金)、第48回李相佰盃 日・韓大学代表バスケットボール競技大会に向けた男子日本代表チームの第2次強化合宿がスタートした。
本合宿は、3月に実施された第1次強化合宿に続くもので、チームとしての完成度をさらに高める重要な機会となる。初日から強度の高い練習が行われ、代表選手たちは意識の高いプレーで汗を流した。今回の合宿からは、SoftBankウインターカップ2024で福岡大学附属大濠高校を優勝へ導き、自身も大会ベスト5に選出された渡邉伶音選手が新たに合流。初の大学の代表活動ではあるものの、早速チームの一員として期待が寄せられている。
4月に入り、各所属チームでは5月開催の大会(第74回関東大学バスケットボール選手権大会や九州地区の大会)に向けた準備も進んでいる。網野HCは「プロでも代表とクラブを切り替えてプレーする。学生も同様に、それぞれのチームでしっかりと役割を果たしていくことが重要」と選手たちへメッセージを送った。
指揮を執る網野友雄HC(白鷗大学)は、第1次合宿について「オフェンスのベースはある程度構築できた」と振り返りつつ、「第2次合宿ではディフェンス面の強化に取り組みたい」と意気込みを語った。さらに、今後控える韓国戦に向けた戦術対応にも着手していく方針を明かしていた。
初日の練習では、ゲームライクな形式での戦術確認を中心にメニューが進行。選手たちは練習の合間にハドルを組みながら、自ら改善点を話し合うなど、積極的にコミュニケーションを図る様子が見られた。試合を想定した実戦形式の中で、チームとしての成熟度を高めていく。
第2次強化合宿は4月20日(日)まで続き、チームの完成度をさらに引き上げて、本大会に備える。
Writer
佐藤 望月(サトウ ミヅキ)