一般財団法人
全日本大学バスケットボール連盟

第77回全日本大学バスケットボール選手権大会、関西地区４位武庫川女子大学対関東地区12位江戸川大学の一戦。序盤から江戸川大が主導権を握り、#23オズルンバを起点にインサイドで得点を重ねる。対する武庫川女子大も、持ち前のディフェンスでスティールから速攻に繋げ、喰らいつく。24-37、江戸川大がリードを保ち、前半を折り返した。後半、江戸川大は#23オズルンバを中心に得点を積み上げ、さらにリードを広げていく。対する武庫川女子大は、#4瀬川の外角シュートなどで反撃を試み、ディフェンスの強度を上げながら流れを変えようとするも、江戸川大は要所を締めて主導権を渡さない。43-61、江戸川大が終始安定した試合運びを見せ、ベスト16進出を果たした。

第１クォーター、武庫川女子大はスティールからのファストブレイクで得点を重ねる。一方、江戸川大は高さのアドバンテージを生かし、#23オズルンバをゴール下に据えて着実に加点し、リードを広げていく。武庫川女子大も#9中村や#22美浪の3Pシュートで応戦する。15-22、江戸川大がリードで第１クォーター終了。

第２クォーター、江戸川大は#23オズルンバが得点を量産し、勢いをさらに加速させる。対する武庫川女子大は、#9中村を起点としたオフェンスを展開し、一時は5点差まで追い上げを見せた。しかし、江戸川大は#19山田を中心に得点を重ね、流れを渡さない。#23オズルンバは第１クォーターから続く22得点の活躍でスコアを牽引。24-37、江戸川大がリードを広げ、前半終了。

第３クォーター、江戸川大は#23オズルンバのゴール下での得点を皮切りにリードを19点差まで広げ、武庫川女子大はたまらずタイムアウトを要求。仕切り直し後、武庫川女子大はディフェンスの強度を上げ、守備からリズムを取り戻す。#5高橋のドライブや#4瀬川の3Pシュートで徐々に点差を縮めていく。35-48、江戸川大がリードを保ったまま最終クォーターへ。

第４クォーター、江戸川大は#1エズゴと#5藤山が得点を重ねてリードを広げる。武庫川女子大も果敢にリングへアタックし、リバウンドから押し込むなど、粘り強く得点のチャンスを狙い続ける。しかし、江戸川大は集中したディフェンスで流れを渡さず、そのまま試合終了。43-61、江戸川大が危なげない試合運びでベスト16進出を決めた。