一般財団法人
全日本大学バスケットボール連盟

第77回全日本大学バスケットボール選手権大会、関東地区9位専修大学対九州地区3位鹿屋体育大学の一戦。立ち上がりは専修大が#23瀬川のアシストを起点にテンポよく得点を重ねる。鹿屋体育大も#23宇和や#35家永、#6坂本の連続得点で応戦し、拮抗した展開で第1クォーターを終える。第2クォーターに入ると専修大は#9高橋の連続3Pシュートで一気に流れを奪い、さらに#13伊藤らが確実に加点して前半を47–37で折り返す。後半、鹿屋体育大は#6坂本のドライブや#35家永の3Pシュートで追撃。だが専修大は#10髙田、#57林がゴール下で粘り、#13伊藤のロング3Pシュートも冴えてリードを保つ。最終クォーターでは鹿屋体育大#23宇和が連続3Pシュートで試合を動かすが、専修大は#23瀬川のパワープレーと#13伊藤の外角からのシュートで勢いを取り戻し、速い展開で確実に得点。最後まで攻め続ける鹿屋体育大を振り切り、専修大が84–67で勝利を掴んだ。

第1クォーター、専修大は#23瀬川の鋭いアシストから#57林が先制。続けて#13伊藤の速攻、#2山方のスティールで一気に主導権を握る。鹿屋体育大は#23宇和が重たい流れを断ち切る得点を挙げる。さらに、前線から圧をかける守備に切り替えると、#35家永と#6坂本が連続で押し込んで流れを奪い返す。終盤、専修大#23瀬川がブザービーターを沈めたものの、16-18で鹿屋体育大がリードして第1クォーター終了。

第2クォーター、鹿屋体育大は#21恵と#23宇和が揺るぎないジャンパーで加点し、突き放しにかかる。しかし、専修大は#9高橋が3Pシュートを2本連続で射抜くと、#5殖栗も冷静にジャンパーを沈めて一気に逆転。その後、鹿屋体育大#6坂本、#21恵が強気に攻め込むも、専修大は#13伊藤らが放つシュートを確実にスコアへつなげ、じわりと差を広げていき、47–37で第2クォーター終了。

第3クォーター、巻き返したい鹿屋体育大は#6坂本が力強いドライブで気迫の得点。だが専修大は#10髙田と#57林がゴール下で粘り強くシュートを連取し、主導権を渡さない。鹿屋体育大も、#35家永の3Pシュート、#1森のバスケットカウントで食らいつくが、ここで専修大#13伊藤が得意のロング3Pシュートを沈め、流れを引き戻す。対する鹿屋体育大は終盤に、#23宇和が意地の3Pシュートを決めたものの、63–56で専修大がリードを保って第3クォーター終了。

第4クォーター、鹿屋体育大は、#23宇和が前節の勢いそのままに連続で3Pシュートを沈め、一気に流れを掴む。しかし専修大は、ゴール下の要#23瀬川が力強いパワープレーで、空気を変える連続バスケットカウント。対して鹿屋体育大は、#14小浜が豪快なドライブをねじ込むが、専修大#13伊藤が3Pシュートを射抜き、そこから専修大の攻撃が一気に加速。最後まで攻め続けた鹿屋体育大を振り切り、84–67で専修大が勝利を収めた。