一般財団法人
全日本大学バスケットボール連盟

第77回全日本大学バスケットボール選手権大会決勝戦、関東地区1位早稲田大学対関東地区3位白鷗大学の一戦。試合開始に主導権を握ったのは早稲田大。#12松本が多彩なオフェンスで得点を重ね、序盤からリードを奪う。対する白鷗大は、高さのアドバンテージを活かし、#25モンガ、#7境を中心に得点を重ねて逆転に成功。43-53、白鷗大がリードして前半を終える。後半、早稲田大は#14高田が3連続3Pシュートを沈め、一気に試合を振り出しに戻す。しかし白鷗大は#15小川が3Pシュートを3本成功させる活躍を見せ、再び流れを引き寄せる。勢いに乗った白鷗大は着実にリードを広げ、早稲田大も#18岩屋の3Pシュートで粘りを見せるが、流れを止めるには至らず。83-101で白鷗大が勝利し、悲願の王者奪還を果たした。

第１クォーター、試合開始から激しい点の取り合いが展開される。早稲田大は#6三浦、#12松本がアウトサイドシュートを沈め主導権を握る。対する白鷗大は、#7境、#25モンガが高さを活かしたインサイドプレーで応戦。終盤、早稲田大が得意の3Pシュートを高確率で決め、徐々に点差を広げる。29-21、早稲田大がリードで第１クォーター終了。

第２クォーター、白鷗大はファストブレイクから得点を重ね、流れを引き寄せる。勢いそのままに逆転に成功すると、白鷗大は#4佐伯のドライブ、#30佐古の3Pシュートといった4年生の意地を感じさせるプレーでリードを広げる。対する早稲田大は、#12松本を中心にオフェンスを組み立て食らいつく。43-53、白鷗大が逆転して試合を折り返した。

第３クォーター、早稲田大は#7堀田の3Pシュートをきっかけに流れを掴み、さらに#14高田が3連続で3Pシュートを沈め、一気に逆転に成功する。対する白鷗大は#15小川の連続得点で、早稲田大に容易に主導権を渡さない。72-74、1ゴール差のまま試合は最終クォーターへ。

第４クォーター、白鷗大は#15小川が2本連続で3Pシュートを沈め、早稲田大を一気に突き放す。早稲田大は#6三浦が果敢なアタックで反撃を試みる。しかし、白鷗大は#4佐伯が攻守にわたり存在感を発揮し、流れを完全に掌握。83-101、白鷗大が最終クォーターで点差を広げ、王者の座に座る。