BOX

試合区分:No.227
開催期日:2018年12月13日
開始時間:15:00:00
開催場所: 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
主審:武藤 陽子
副審:村上 恵美,名越 龍男

筑波大学 73 19 1P 22
10 2P 08
24 3P 13
20 4P 14
OT
OT
57 桐蔭横浜大学

筑波大学

HC:柏倉 秀徳
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
5 嘉数 唯 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1 2 0 1 0 0 8:28
11 木村 珠貴 3 0 0 1 2 1 2 1 1 1 2 1 0 1 1 20:44
14 伊藤 遥香 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0:50
16 高辻 真子 13 1 5 3 4 4 5 2 1 3 4 4 3 4 0 30:04
20 矢田 真悠 2 0 4 1 2 0 0 0 1 1 2 0 1 0 0 12:25
21 樺島 ほたる 10 1 6 3 5 1 1 2 0 2 2 1 1 3 0 29:55
23 渡邊 悠 14 1 1 4 7 3 6 2 2 4 6 0 2 1 1 27:20
24 佐々木 芽衣 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 3:18
25 原田 知歩 2 0 0 1 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 1:14
31 夏井 麻朱 1 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1:14
32 佐藤 由佳 6 0 1 3 6 0 0 1 0 2 2 2 1 0 0 17:14
37 田中 みなみ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0:50
43 澤田 佳奈 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1:53
45 佐藤 由璃果 20 0 2 9 16 2 4 2 4 8 12 4 0 0 3 31:57
72 出原 菜月 2 0 0 1 1 0 0 3 2 2 4 0 0 0 0 12:34
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 6 8 1 0 0 0 00:00
合計 73 3 20 26 45 12 20 15 15 30 45 14 9 10 5 250:00

桐蔭横浜大学

HC:木村 和宏
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
2 吉田 有花 7 0 1 2 4 3 4 0 2 1 3 1 3 1 0 28:03
3 星山 汐 DNP
10 田中 夢希乃 DNP
11 尾﨑 早弥子 9 0 1 4 16 1 4 1 3 8 11 2 2 1 2 30:07
12 生田 涼 3 0 2 0 0 3 4 2 1 0 1 2 0 0 0 7:30
22 米谷 帆芽 2 0 4 0 0 2 3 3 0 1 1 2 0 1 0 29:17
23 渡會 ふみ 2 0 0 1 3 0 0 2 1 0 1 2 0 1 0 14:05
24 土屋 遥香 DNP
30 富林 乃慧 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1:12
36 吉川 夕稀 6 0 3 3 5 0 0 2 1 1 2 2 1 1 0 12:47
45 髙橋 和香 10 2 5 1 7 2 2 2 0 4 4 3 0 0 0 26:41
55 井上 麗 2 0 0 0 1 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 9:53
62 高橋 果林 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 3:47
88 大井 柚穂 10 0 0 5 5 0 0 3 2 3 5 2 0 3 0 25:55
99 伊藤 裕子 6 2 3 0 0 0 0 0 1 1 2 0 0 0 0 10:43
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5 6 5 0 0 0 00:00
合計 57 4 20 16 41 13 19 16 12 24 36 21 6 9 2 250:00

GAME REPORT

関東6位筑波大学と関東8位桐蔭横浜大学の準々決勝。第1ピリオド、一進一退の攻防が続く中、中盤に連続得点に成功し勢いに乗った桐蔭横浜大が19-22とわずかにリードを奪う。第2ピリオド、守り合いが続くロースコアな展開のなか、相手の得点源を守り切った筑波大が29-30と1点差まで詰め、後半戦へ。後半、桐蔭横浜大が攻めあぐねるのを横目に筑波大は猛攻を続け、一気に二桁リードを得る。その後、互いにオールコートディフェンスで仕掛ける中、早い展開で得点を重ねた筑波大が桐蔭横浜の反撃を振り払い、73-53で勝利。中盤から相手のプレイにアジャストし、スマートに戦った筑波大が終盤大きく差を広げ準決勝進出を決める。


 第1ピリオド、筑波大は#23渡邊のドライブにより先制点を得るが、桐蔭横浜大は#11尾﨑、#45髙橋が中心となり反撃する。筑波大は#45佐藤(由璃)、#23渡邊の追加点により流れを引き戻すも、桐蔭横浜大#45髙橋、#11尾﨑の勢いは止まらず、8-14とリードを広げる。後半、筑波大は#21樺島、#23渡邊のドライブなど積極的に攻め込み同点まで追い上げるが、桐蔭横浜大#99伊藤が3Pシュートを沈め、19-22で第2ピリオドへ。


 第2ピリオド、序盤、筑波大は#23渡邊、#45佐藤(由璃)の活躍により開始2分で同点に追いつく。一方の桐蔭横浜大は筑波大の堅いディフェンスを前に攻めあぐね得点が止まる。その後筑波大は#16高辻が加点しリードするも、桐蔭横浜大は#11尾﨑のタフショットが決まり譲らない。中盤、両チーム得点が動かず、守り合いの展開となる。終盤、桐蔭横浜大は#88大井の連続得点でじわじわと点差を広げるも、筑波大#45佐藤(由璃)が決め返し29-30、このピリオド10-8というロースコアな展開となるなか、筑波大が点差を詰め後半へ。


 第3ピリオド、開始直後に筑波大は#45佐藤(由璃)のジャンパーで逆転に成功するも桐蔭横浜大#88大井が決め返し、拮抗状態が続く。しかし中盤、筑波大#23渡邊が得点すると#16高辻、#21樺島、#45佐藤(由璃)が続いて得点し一歩抜け出す。桐蔭横浜大は相手の堅いディフェンスを突破することができず得点が止まると、筑波大は一気にリードを奪い46-34とその差を2桁とする。終盤、桐蔭横浜大はフリースローによる得点で粘るも、筑波大ペースのまま試合が進み53-43、筑波大が二桁リードを奪い第4ピリオドへ。


 第4ピリオド、前半、両チームオールコートのゾーンディフェンスで仕掛け相手のミスを誘うなか、#16高辻、#45佐藤(由璃)を中心に速い展開で得点を重ねた筑波大がさらにリードを広げる。一方の桐蔭横浜大は得点源である#45髙橋、#11尾﨑が厳しいマークに遭いうまく攻めることができない。後半に入っても流れは変わらず、筑波大は残り4分、70-50と20点差まで広げる。桐蔭横浜大も積極的に攻め込み#99伊藤が3Pシュートを決めるなど反撃の意を見せるが、筑波大は#25原田が試合終了のブザーと同時にプットバックをねじ込み、73-53。前半はリードを許すも後半に強さを見せた筑波大が勝利しベスト4進出を果たした。

日高 遼子