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試合区分:No.204
開催期日:2020年12月7日
開始時間:12:30:00
開催場所: 大田区総合体育館 Bコート
主審:手塚 清孝
副審:栗原 萌音,竜田 雅史

武庫川女子大学 57 14 1P 20
19 2P 15
10 3P 25
14 4P 24
OT
OT
84 松蔭大学

武庫川女子大学

HC:坂井 和明
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 下間 風花 2 0 2 1 2 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 5:37
5 藤田 夏生 9 0 3 3 5 3 3 2 0 4 4 2 0 1 0 22:08
7 髙橋 夏瑠 3 0 5 1 6 1 2 1 0 3 3 2 0 1 0 24:16
8 南部 多咲 6 0 2 3 4 0 0 2 0 2 2 3 0 0 0 19:14
9 金子 茉由 8 2 5 1 1 0 0 1 1 1 2 2 1 1 0 18:09
10 石野 朝香 3 0 3 0 2 3 4 2 1 0 1 3 0 0 0 14:49
12 神田 奈緒 0 0 2 0 2 0 0 0 1 1 2 1 0 0 0 7:13
15 オドボ エンデュランス 7 0 0 2 8 3 4 3 9 15 24 2 0 1 0 26:14
16 若林 紅葉 2 0 0 1 3 0 0 2 1 2 3 1 0 0 0 11:15
17 秋山 桃葉 0 0 2 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 4:36
18 紺谷 那海 2 0 1 1 1 0 0 0 1 1 2 0 0 0 0 8:08
20 阪本 咲希 4 0 0 2 2 0 0 1 2 2 4 0 0 0 0 8:08
22 那須 みらい 4 0 0 2 4 0 0 2 0 3 3 1 0 0 0 19:38
23 藤田 真生 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2:34
25 岡本 百加 7 1 1 1 4 2 3 0 1 0 1 3 0 0 0 7:59
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 00:00
合計 57 3 27 18 46 12 16 19 17 34 51 21 1 4 0 200:00

松蔭大学

HC:小林 夕紀恵
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 奥 伊吹 15 1 5 5 15 2 2 4 4 4 8 1 0 2 0 33:02
5 熊谷 日毬 3 0 0 1 2 1 1 1 1 1 2 0 1 1 0 7:24
6 安彦 かすみ 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0:43
7 伊藤 かれん 4 0 2 2 8 0 0 2 2 2 4 2 0 7 0 36:05
8 野本 陽香 21 0 2 7 14 7 10 1 1 5 6 1 0 1 0 34:21
9 大畠 澄 4 0 0 1 4 2 2 1 0 2 2 1 0 0 0 6:30
11 西江 瑠加也ワリペ 9 1 3 2 5 2 5 2 2 5 7 2 1 5 0 33:32
12 大角地 黎 15 1 2 5 7 2 2 1 2 3 5 1 0 1 0 18:25
13 髙橋 玲那 DNP
14 髙林 奈々 10 3 9 0 0 1 2 1 0 3 3 0 0 0 0 25:54
15 古久保 優希菜 DNP
16 金野 天音 3 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3:07
18 西堀 夏緒 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00:00
合計 84 7 24 23 56 17 24 14 12 25 37 8 2 17 0 200:00

GAME REPORT

 関西5位の武庫川女子大学と関東9位の松蔭大学の一回戦。第1クォーターは両者拮抗したゲーム展開で始まり、スタートから我慢の時間が続いたが、松蔭大#4奥の中と外のマルチなプレイが光り、わずかなリードを奪う。第2クォーター、接戦が持ち込まれた両者は互いに勢いに火をつける。第1クォーター同様シーソーゲームを繰り広げた結果、ディフェンスで一枚上手の松蔭大がリードを保つ。第3クォーター、今度こそリードを奪い返したい武庫川女子大はアウトサイドから攻撃を仕掛けるが、松蔭大がドライブと3Pシュートを重ね得点を量産すると、その思い叶わず最終クォーターへ橋を渡す。第4クォーター、武庫川女子大はドライブを中心に攻撃を仕掛け、地道に点を重ね食らいつくが、前半の接戦を制した松蔭大が勢いそのままに勝利した。

 第1クォーター、序盤、両者ともに流れを譲らないゲーム展開を繰り広げる。武庫川女子大は#15オドボのインサイドプレイを起点に得点するのに加え、ガード陣の力強く激しいドライブで見る者を熱くさせる。一方の松蔭大は、隙をつくディフェンスで確実にシュートチャンスを作り、流れのあるプレイで得点を量産して接戦を演じる。第1クォーターは14-20、松蔭大がわずかにリードを奪って終了。

 第2クォーター、序盤、武庫川女子大が#9金子の3Pシュートで先制点を獲得するのを序章に、#7髙橋、#16若林、#20阪本も続いて得点を連取し、第1クォーターのビハインドを返す。リードを押し返された松蔭大は意地を見せ、武庫川女子大の隙を狙いスティールに挑む。松蔭大が仕掛けた罠に苦しみながらも、武庫川女子大は#8南部が果敢なドライブでそれを突き破りチームに勢いをつける。しかしながら33-35、松蔭大が再びわずかなリードを奪い返し第2クォーター終了。

 第3クォーター、序盤、松蔭大#8野本が器用なステップワークで得点すると、松蔭大は勢いに拍車がかかり6連続得点を決める。#4奥がペイント内を完全にテリトリーにするのに加え、3Pシュートも成功させるなどキャプテンの意地を見せ、試合展開をより一層熱くさせる。対する武庫川女子大は松蔭大の猛攻に苦しみ、得点が止まる。アウトサイドから攻撃を仕掛けるも、なかなか得点に結びつかず苦しい時間が続く。第3クォーターは43-60と、松蔭大が1歩リードで終了。

 第4クォーター、序盤、ここで負けられない武庫川女子大は、#10石野が果敢に攻めファウルを誘うもフィニッシュで阻まれてしまう。地道に得点を重ね、得点差一桁まで追い上げるも、松蔭大#12大角地の3Pシュートが決まるとなかなか点差を縮めることができない。終盤、必死に食らいつこうとする武庫川女子大を背に、松蔭大は#11西江の疲れ知らずなフレッシュさと、要所で決めてくる#12大角地の冷静さが功を奏し、最後は危なげなくリードが保たれ57-84、松蔭大が武庫川女子大の猛攻を振り切り勝利した。

小荒井 春菜