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全日本大学バスケットボール連盟

関西1位の大阪人間科学大学と東海1位の愛知学泉大学による準々決勝。前半、両者一歩も譲らない攻防が続く。愛知学泉大は堅固なディフェンスからブレイク、第2クォーターからは3Pシュートにも磨きがかかる。対する大阪人間科学大は、#9福田の3Pシュートを皮切りに調子があげ、センター陣を中心に得点を重ねる。後半に入っても、拮抗した状態が続く。大阪人間科学大は3Pシュートで流れを掴むも、ファールトラブルに見舞われてしまう。愛知学泉大はそのフリースローを確実にものにし、最後まで安定したプレーを見せ、68-71で、終始並走する展開となった今試合を制し、4強入りを果たした。

第1クォーター、序盤、愛知学泉大#19山本、#22斎藤がオフェンスリバウンドから得点し、流れを引き寄せる。さらにブレイクで#4森が加点。対する人間科学大は、ゴール下まで攻め込み、ファールを獲得。愛知学泉大の後をぴったりとついていく。終盤、大阪人間科学大#9福田が3Pシュートを沈めリードを奪うと、続いてセンター陣が加点し、17-14と大阪人間科学大が一歩リードで第1クォーターを終える。

第2クォーター、愛知学泉大はスティール、ブロックで相手の攻撃を止めると、素早い攻撃で#18坂本らが加点。さらに力強いドライブで、リードを取り返す。中盤、大阪人間科学大#5金澤の連続得点で流れを掴む。しかし、愛知学泉大#6石牧が3Pシュートを決め、流れを切る。さらに#4森が続く。対する大阪人間科学大#4北川が時間ギリギリの3Pシュートを沈め追いつく。前半リードを奪いたい両者だったが、36-36と同点で折り返す。

第3クォーター、序盤、両者得点が停滞する。その均衡を破ったのは愛知学泉大#4森。3Pシュートを決める。しかし、大阪人間科学大#6清水が決め返し、同点のまま。その後も取られたら取り返す、意地の張り合いとなる。第3クォーター、49-51、勝敗の行方は最終クォーターへ。

第4クォーター、序盤から愛知学泉大のハードディフェンスが炸裂し、勢いに乗るかと思われたが、大阪人間科学大#9福田が2本の3Pシュートを決め、勢いづく。しかし、大阪人間科学大は早くもチームファールが嵩み、愛知学泉大にボーナスを与えてしまう。中盤、愛知学泉大#4森が3Pシュートを決め、点差を5点まで広げると、大阪人間科学大がタイムアウト。その直後#9福田の3Pシュートと#5金澤の得点でまたも同点。残り1分、愛知学泉大#74國井がポストプレーで得点すると3点リード。その直後大阪人間科学大#6清水がスピードドライブを見せるも及ばず、68-71で愛知学泉大が接戦を制した。