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試合区分:No.44
開催期日:2022年12月9日
開始時間:17:00:00
開催場所: 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
主審:嶋崎 貴
副審:六角 亜沙美,大坪 綾音

白鷗大学 75 19 1P 13
20 2P 21
11 3P 16
25 4P 13
OT
OT
63 大阪体育大学

白鷗大学

HC:佐藤 智信
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 鈴置 彩夏 13 1 9 3 7 4 4 3 2 3 5 0 5 0 0 32:32
5 樋口 鈴乃 2 0 4 1 3 0 0 1 0 2 2 1 0 0 1 12:18
6 桐原 麻尋 10 0 1 5 7 0 0 2 0 2 2 1 3 1 0 26:22
7 玉川 なつ珠 DNP
8 佐藤 多伽子 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 1:57
9 大竹 優香子 DNP
11 髙木 愛華 DNP
12 松永 夏海 0 0 2 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1 0 0 12:55
13 高田 栞里 DNP
14 小林 美穂 2 0 0 1 2 0 0 0 0 2 2 1 0 0 0 8:01
15 三浦 舞華 25 5 8 4 7 2 2 3 1 4 5 1 2 2 0 33:54
16 田中 平和 7 0 4 2 8 3 4 2 3 2 5 0 1 2 0 35:14
17 大村 早和 DNP
18 佐坂 光咲 DNP
20 オコンクウォ スーザン アマカ 16 0 0 8 13 0 1 3 6 9 15 0 0 5 4 36:45
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 3 5 3 0 0 0 00:00
合計 75 6 30 24 47 9 11 14 15 28 43 7 12 10 5 250:00

大阪体育大学

HC:村上 なおみ
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 大吉 まな 24 6 16 2 6 2 2 2 0 10 10 3 5 1 0 40:00
5 比嘉 寧々 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2 1 1 0 22:34
6 中道 玲夏 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1:57
7 西川 奈津子 13 2 6 3 5 1 2 1 3 6 9 1 2 0 3 40:00
8 濱田 晴夏 2 0 0 0 1 2 2 2 0 2 2 0 2 0 0 17:26
9 得田 歩菜 DNP
11 日髙 ひかる 4 0 2 2 6 0 0 1 1 1 2 5 1 1 0 24:10
12 長代 結日香 0 0 0 0 0 0 0 3 1 3 4 1 2 0 0 15:50
13 宮里 彩花 DNP
14 升田 木花 DNP
16 河井 七美 DNP
17 根来 舞瑠 DNP
18 永橋 優夏 DNP
19 アンモールプリート コール 20 0 0 9 21 2 4 3 4 4 8 4 1 1 0 38:03
20 伊藤 七海 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 5 7 2 0 0 0 00:00
合計 63 8 24 16 39 7 10 13 11 31 42 18 14 4 3 250:00

GAME REPORT

関東1位の白鷗大学と関西4位の大阪体育大学による準々決勝。前半、白鷗大は攻守にわたり圧倒的な力量で大阪体育大を牽制。しかし大阪体育大は我慢強いディフェンスから隙を突き、持ち味の3Pシュートで大幅リードを許さない。後半、中々逆転まで至れないものの、前半の勢いのまま大阪体育大が厳しくも精巧なディフェンスで僅かな得点差をキープ。白鷗大は苦しい時間から逸しようと奮闘も、関西地区特有の熱い盛り上がりに呑まれる。しかし終盤、一時逆転を許すも攻守が噛み合った白鷗大が形勢維持に成功し、白鷗大がベスト4入りを果たした。


第1クォーター、序盤、立ち上がりに白鷗大#15三浦の3Pシュートがカウント。この得点を皮切りに#20アマカの抜け目ないリバウンドシュート、さらにスティールポイントが連続しペースは白鷗大に。大阪体育大は盾にも矛にもなる白鷗大にもがくが、スター集団を破れず中盤11-0と苦戦。終盤、大阪体育大は#4大吉から#7西川へ渡ったパスから得点。廻る場面で白鷗大からショットクロックバイオレーションを獲ると、最大の武器である#4大吉、#7西川の3Pシュートが連続するが19-13、白鷗大がリードを守り第1クォーター終了。


第2クォーター、序盤、ディフェンスで舵を取る大阪体育大はインサイド、フロントから穴を狙う。真っ向勝負を挑まれた白鷗大は堅守の壁に足を取られながらも、#15三浦の3Pシュート、#6桐原の得点で絶え間なくリードを持ちこたえる。中盤、大阪体育大はここでも#4大吉の3Pシュートが炸裂。前半のビハインドから1点と攻め入り、白鷗大を限りなく追い詰める。終盤、大阪体育大は#4大吉の得点に加えインサイドでも#19アンモールが力を発揮し39-34、白鷗大が追われる展開で第2クォーター終了。


 第3クォーター、序盤、逆転を試みる大阪体育大は白鷗大のフィニッシュチャンスをブロックで回避。中を固めた守備は白鷗大#20アマカの得点を許さず、主導権は徐々に大阪体育大へ。中盤、要所での得点が望めない白鷗大はアウトサイドからリードを伸ばそうとするが、大阪体育大のリバウンド狩り、#11日髙に速攻を撃たれ、あえなくエラーが続く。終盤、大阪体育大#4大吉の3Pシュートで遂に同点に並び50-50、大阪体育大が怒涛の猛攻をみせ第3クォーター終了。


第4クォーター、序盤、大阪体育大は#7西川の3Pシュートで逆転に踏み切る。後がない白鷗大は、ディフェンスからアジャストすると#20アマカによる今試合4本目のスティールポイントを生む。そこから流れを取り戻し、#4鈴置のアシストから#6桐原の速攻、#15三浦の3Pシュートで瞬く間に8点差をつける。中盤、再びビハインドを背負った大阪体育大は#4大吉を中心に外角から攻めるが、刻一刻と過ぎる時間に反し調子を引き戻せない。終盤、大阪体育大は白鷗大をフィジカルで削るが、白鷗大のスラッシャーに裏目を取られ75-63、白鷗大が後半最後に関東屈指の我慢強さを発揮し、勝負を決めた。

小荒井 春菜