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2025.11.07

第77回インカレ キービジュアル公開および大会オフィシャルアートディレクター就任のお知らせ

お知らせ

一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟(略称:JUBF)は、本日「第77回全日本大学バスケットボール選手権大会」(以下、AJIBC2025)のキービジュアルを公開いたしました。また、JUBFは制作を担当したグラフィックデザイナーMQ(えむきゅー)氏をAJIBC2025の大会オフィシャルアートディレクターに迎えました。


<AJIBC2025キービジュアル公開>

AJIBC2025のキービジュアルは、「縁」という漢字の意味を抽象的なグラフィックで表現しています。制作はグラフィックデザイナーのMQ氏が担当いたしました。このビジュアルはAJIBC2025の象徴として、さまざまな場面に登場しますので、ぜひご注目ください。


キービジュアルに込めた想い MQ氏

毎年その年の大学バスケを象徴する漢字一文字を選定※し、その漢字をモチーフにキービジュアルを制作いたしました。

※漢字は学生連盟の4年生と協議して選びました。


第77回を迎える全日本大学バスケットボール選手権大会は、大学4年間の集大成であり、世代を超えて「縁」をつなぐ舞台です。

勝敗を超え、全国から集う選手・観客が結び合うご縁こそが、この大会の価値ではないかと考えます。

歴史の重みと未来への希望を象徴する「褐色(かちいろ)・朱色・淡藤色(うすふじいろ)・若草色」の日本の伝統色に、金色を添えて、祝祭性と品格を込めました。

縁起の良い「77」に思いを重ね、先輩から後輩へ––––

過去と未来を結ぶ特別な瞬間を描き出します。


グラフィックコンセプト

大会ビジュアルには、日本絵画や工芸に古くから描かれてきた「雲」をモチーフに採用しました。雲は形を変えながらも空を漂い、やがて一つに集い、また新たに広がっていく存在です。その姿は、全国から集まる選手や観客が出会い、別れ、未来へと縁を紡ぐインカレの姿に重なります。伝統色の彩りと重なり合う雲型は、長い歴史と新しい始まりを象徴し、この大会の特別な瞬間を包み込むように描き出します。




<MQ氏が大会オフィシャルアートディレクターに就任>

今大会における大会ロゴ及びキービジュアルの制作を担当したグラフィックデザイナーのMQ氏が大会オフィシャルアートディレクターに就任いたしました。MQ氏が手がけたデザインでAJIBC2025が彩られていく姿にぜひご注目ください。


●MQ氏コメント

第77回全日本大学バスケットボール選手権大会のオフィシャルアートディレクターとして、今年もキービジュアルを担当いたしました。

今大会のテーマ「縁」には、世代を超えて人と人がつながり、未来へと受け継がれていく大学バスケの精神が込められています。

日本の伝統色と雲のモチーフを用い、出会いと別れ、過去と未来が溶け合うこの大会の特別な瞬間を表現しました。

夏から学生連盟の皆さまと議論を重ね、歴史と祝祭性の両立を意識しながら制作に臨みました。

選手、関係者、観客すべての方々が、この「縁」の輪の中で新たな物語を紡いでいけることを願っています。



●プロフィール



グラフィックデザイナー・MQ

グラフィックデザイナー。東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業、同大学修了。

2018年よりMQ名義でNBA(米プロパスケットボールリーグ)選手のイラストを中心とした活動を開始する。

NBAワシントンウィザーズ公認スーパーファンとして、2022年9月に開催されたNBA Japan Games 2022では、ウィザーズオリジナルグッズや公式SNSグラフィックの制作、ホテル内でのギャラリー展示を開催。NBAコンテンツやBリーグ、Wリーグなどのプロスポーツチームのアートワークを手がける。

当連盟において「全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)」および「全日本大学バスケットボール新人戦」の大会ロゴのテザインを担当。第75回大会より大会オフィシャルアートディレクターに就任し、以降、本大会のブランディング向上を目指してキービジュアルの制作も担当している。

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