2020.11.28

倉敷芸術科学大学 登選手〜不撓不屈〜

私は倉敷芸術科学大学2年の登翼沙です。
私たちの大学は、3年生と4年生が不在で、1年生と2年生主体のチームとなっています。


写真提供:登翼沙

私がこの大学を選んだ理由は、3つ上の姉の影響です。姉も倉敷芸術科学大学でバスケットボールに所属していました。そのため、姉と一緒にバスケットボールをしたいと思いこの大学を選びました。4月に入学したときに、部員は4年生3人と私たち1年生5人の全員で8人というとても少ないチームだったことに衝撃を受けました。5月に春季中国大会という大きな大会があり、まだ入学して間もない私は、スタートとして出場しました。4年生にとっては最後の大会であったため、1年生の私はチームの代表として試合に出る責任が大きく、チームに貢献できるか不安でした。それでも、自分たち1年生もモチベーションを上げて4年生のために試合で引けを取らないように頑張りました。

写真提供:登翼沙


たくさん先生に怒られ、めげそうになった時も4年生が支えてくれました。4年生がいなかったら乗り越えられなかったと思います。しかし2年生になり、チームを引っ張っていかなければならないと思った矢先に新型コロナウイルス感染症の影響で練習することができず、今まで経験したことの無い状況になり、とても不安でした。しかし、顧問や監督、コーチが色々と助けて下さったおかげで、今こうして練習することが出来ていることにとても感謝しています。

色々な試合が中止になったり、延期になったりしている中で無事に全国大会が開催されることが本当に嬉しいです。1・2年生のチームだからといって弱気になるのではなく、全国大会というとても大きな舞台で自分たちの実力がどこまで通用するのか試したいです。いつも支えて下さっている周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、中国地区代表として恥じないよう、全力で試合に挑みたいです。

Writer
前田 琉我(マエダ リュウガ)

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