一般財団法人
全日本大学バスケットボール連盟

来たる12月6日(月)より、国立代々木競技場第二体育館他にて

第73回全日本大学バスケットボール選手権大会が開幕します。

2年ぶりの有観客開催となる今大会、

各地区の注目校にコラムを執筆してもらいました。

はじめまして。

環太平洋大学女子バスケットボール部の4年の馬場未佳です。

今回、本ブログ執筆にあたって4年間で体験したこと、感じたことをお伝えできればと思います。

拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

私が環太平洋大学に入学した1番大きな理由は、もっと強いチームで、もっとレベルの高いバスケットをしたいと思ったからです。

私はミニバスの頃からバスケットはしていましたが、小中高と全国大会に出た経験がなく、大きな舞台で活躍するチームをテレビ越しでしか見たことがありませんでした。そのため、私も大きな舞台に立つことができるチームや選手になりたいと思いこの環太平洋大学への入学を決めました。

環太平洋大学に入学する少し前に、私たちの代から監督が変わると告げられました。入学して出会った監督は、現在私たちの監督である、中川和之監督です。この出会いで私たち環太平洋大学女子バスケットボール部は4年間で大きく成長することができたと感じています。

ここで少し私自身の話をさせていただきます。1年生の頃は腰の怪我をし、1ヶ月ほどトレーニングをしていました。2年生の頃は、足首を怪我してしまい、半年ほどバスケットボールが出来なくなってしまいました。そして、3年生の時には、前十字靭帯を損傷してしまい、約8ヶ月間バスケットボールから離れることになりました。

この時の私は、｢なんでこんなに怪我をしてしまうのだろう｣、｢なんでこんなにも苦しく、悔しい思いばかりしなきゃいけないのだろう｣と思っていました。

そんな日々を過ごしていた中、周りを見ると同じように怪我で苦しみながらも復帰のために必死にトレーニングを頑張るチームメイト、また試合に勝つため、さらに強くなるために毎日全力で練習に取り組むチームメイト、私を支えてくれる同期の仲間や家族の支えがあることに気が付きました。そこで私は改めて、このチームで「日本一」という目標を達成し、私たちのバスケットをする目的である"恩返し"をしていきたいと心から思いました。

私たち環太平洋大学は、一昨年にインカレに出場しましたが、去年は予選で敗れました。その時の4年生の悔しい思いを私たちは忘れたことはありません。

去年の4年生の悔しさを晴らすためにも、インカレへ出場し日本一になるという目標のために現在必死に練習をしています。

周りには、もしかしたら｢中国地方のチームが日本一なんて無理だ｣と言われるかもしれません。しかし、私たちは本気で日本一になる決意を持って毎日練習しており、チーム全員が「不可能はない！」と信じて取り組んでいます。

いよいよ大学最後のインカレが始まります。

今まで4年間頑張ってきた同期の仲間達、3年生でキャプテン、副キャプテンとなり、チームを支え引っ張ってきてくれた2名をはじめとする後輩達、いつも指導して下さる中川監督と共に、私たちはインカレへ挑みます。

全員が必死にボールに食らいついていく姿、チーム一丸で戦う姿をぜひ見てほしいと思うと共に、環太平洋大学の応援を是非よろしくお願いいたします！

環太平洋大学の初戦は

12月6日(月) 11時30分〜　＠大田区総合体育館Bコート

vs松蔭大学

一戦必勝全員バスケで戦い抜く彼女たちの戦いに注目したい。