2022.07.01

東北大学 芳賀沼選手 ~恩返し~

来たる7月4日(月)より、国立代々木競技場第二体育館他にて

全日本大学バスケットボール新人戦(プレ大会)が開幕します。


今年度新設されました今大会、

東北地区男子優勝校にコラムを執筆してもらいました。


こんにちは。東北大学男子バスケットボール部 3 年の芳賀沼稜と申します。 

拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。


私は小学 4 年生のときに友達の紹介でバスケを始めました。


それからというもの、ミニバ ス・中学・高校と指導者に恵まれ、楽しいバスケライフを送ってきました。

そしてインター ハイ予選で負けてから引退し、しばらくバスケから離れ、勉強漬けの生活を送り東北大学に入学しました。

その当時は「バスケはサークルで続けようかな」くらいの気持ちで入学した のですが、高校の先輩でもあり大学の部活の先輩でもある方から大学の話を聞く上で、せっ かくバスケを続けるなら本気でやった方がいいと考えるようになりバスケ部に入部しました。


大学に入って最初の練習でびっくりしたことは、何かある度に「エンワーン!」と叫ぶ先輩 がいたことです(笑)。

このとき、今までとは違って大学バスケはすごく自由なんだなと感じ たことが今でも鮮明に覚えています。

それと同時に今までよりもプレイヤー間で話し合っ て解決策を導くところに魅力も感じました。 


東北大学は総合大学のため、バスケ部には文学部をはじめ、法学部や理学部、工学部に農学 部、そして医学部医学科まで多種多様な人間が在籍しています。

そのため、様々な着眼点や考え方をもつ人間が集まっていることがチームの強みでもあります。


限られた練習時間の中で、さらに授業やゼミ、研究室等で遅れて参加したり参加できないプレイヤーが多いとい う厳しい環境で、こうして全国大会に出場できるようになったのは、社会人の OB のコーチ や大学院生で OB でもある学生コーチが忙しい中合間を縫って尽力してくれたり、現 4 年生が練習中からチームを引っ張ってくれたりしている上で勝ち取れたものなので、感謝してもしきれません。

 私たちのチームではほとんどのプレイヤーが全国大会初出場なので、みんな緊張しています。


しかし、緊張して自分たち本来のバスケットをできないほど勿体ないことはありません。 

今までお世話になったコーチや OB の先輩方、日頃支えてくれるマネージャーや先輩後輩、同期、そして家族への感謝を忘れずに、一人一人が「挑戦者」として全国という大舞台を楽しみ、チーム全員の力で勝利を目指して頑張ります。

東北大学の応援をよろしくお願いします。


東北大学の初戦は

7月5日(火) 15時30分〜 @駒沢オリンピック公園総合運動場室内競技場Bコート

vs筑波大学


仲間とともに勝利を掴むことが出来るか、期待したい。

Writer
北澤 陽奈子(キタザワ ヒナコ)

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