2025.03.15

【李相佰盃強化合宿レポート#4】男子第1次強化合宿4日目

第48回李相佰盃 日・韓大学代表バスケットボール競技大会に向けた第一次強化合宿の4日目となる今日は午後の1部練習のみのため、序盤から実践的な練習が行われた。コーチ陣から「ディフェンスのボールマンへのプレッシャー」「自分自身の役割を声に出すこと」など、鋭い檄が飛び交い、短時間の練習のなかに密度の高さが伺えた。



インテンシティの高さ


李相佰の代表選考に携わるのが初となる露口亮太AC(大阪産業大)は、「やはりインテンシティの高いバスケットを表現してくれるしHCが求めているバスケットをすぐに体現できるところはすごく感心している」と選手達を評価する。




特別指定での経験を活かして


ベルテックス静岡で特別指定選手として経験を積んだ山本愛哉選手(PG /163cm / 神奈川大学 )は「プロの舞台でも声を出すことはずっと言われていましたし、ガードなので、オフェンスでもディフェンスでも引っ張れるように声をかけたいな思っています」と語る。


また、先日秋田ノーザンハピネッツでの活動を終えた内藤晴樹選手(PG / 188cm / 白鷗大学)は「プロの世界の方がフィジカルが強いっていうのは感じたので、合宿がやっぱりハードな中でもやりきれている」とコメントし、4日間を締め括った。




初歩的なことに立ち返って


今回唯一の東海勢 中嶋正尭選手(PF / 190cm / 名古屋学院大学)は「スクリーンをしっかりかけたりだとかっていう細かいところを再度意識するようになりました」と4日間を振り返る。



また、数多くの代表経験がある広瀬洸生選手(SF / 190cm / 青山学院大学)は「DFのポジショニングとか、コーチたちに言われて、まだ自分は甘いなっていうのに気づけた」と基礎をより徹底する意識をもっている。





今回の選考もいよいよ大詰めを迎える。この短期間で凄まじい成長続ける選手達は残りわずかな時間でどのように自身をアピールしていくのだろうか。

Writer
天野 梨夏(アマノ リナ)

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