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【李相佰盃強化合宿レポート#2】女子第1次強化合宿2日目
1月31日(土)、第49回李相佰盃日・韓大学代表バスケットボール競技大会に向けた女子日本代表チームの第1次合宿は2日目を迎えた。
本日の練習は、前日に確認したセットプレーのチェックからスタートした。その後は走るコースの確認を行い、徐々に人数を増やしながらオールコートでのアーリーオフェンスへと発展。ディフェンスではタグアップを意識し、前からプレッシャーをかける形を徹底した。最終的には5人でのオールコートアーリーオフェンスに取り組み、午前の練習を終えた。
午後は実践形式のゲームを中心に実施。コート内で声を出すことが強く求められ、ルーズボールなど細部までアピールする姿勢が重視された。終盤には身長差のあるチーム同士に分かれてゲームを行い、相手の特徴に応じてどのような判断を下すべきかを考えながらプレー。実戦を通して対応力を養う一日となった。
細部にこそ、勝利は宿る
この日の練習では、案浦知仁HC(日本経済大学)がコート内で声を出すことの重要性を繰り返し選手たちに伝えていた。プレー中に積極的にコミュニケーションを取ることで、判断を共有し、チームとして同じ意識でプレーすることを求めていた。また、ルーズボールや泥臭いプレーなど、際どい局面でどれだけアピールできるかについても強調。
終盤に行われた身長差のあるチーム同士のゲームでは、普段は得点できている場面でも相手によって難しくなることに触れ、考えながら段階を踏んでプレーすることの大切さを説いていた。状況対応力を高めることが、チームの成長につながるとの考えを示し、この日の練習を締めくくった。

流れを創り、勝負を動かす
遅れて本日から合流した、熊谷のどか選手(PG/159cm/大阪人間科学大学)は「緊張している部分もあった」と率直な心境を明かした。一方で、「みんなが1日目にやったことを共有してくれて、楽しい雰囲気を作ってくれているので、とてもやりやすい」と語り、チームに自然と溶け込めている様子をうかがわせた。「楽しくバスケットができている」と、前向きな姿勢で練習に取り組んでいる。
アピールしたい強みとして挙げたのは、3Pシュート。「得意なシュートをしっかり出していきたい」と意欲を見せた。また、PGとしての役割については、「身長は小さいが、みんなと連携を取りながらゲームをコントロールしていきたい」とコメント。持ち前の判断力と外角シュートで、チームの流れを作る存在として期待がかかる。

昨年から日本学生選抜として活動している池田凛選手(G/165cm/白鷗大学)は、今年のチームについて「シュート力のある選手が多く、各チームで活躍しているトッププレイヤーが集まっている」と印象を語った。さらに、「昨年は選考がなくそのまま代表が決まったが、今年は選考がある分、よりレベルの高い選手たちと競い合って代表が決まる。去年よりもレベルの上がったチームになると思う」と、今年の選考会の意義を強調した。
個人としては、最高学年としての自覚を持ち、チームを引っ張る存在になることを目標に掲げる。「ガードとして、シュートが入る選手やドライブが得意な選手に良いパスを出し、良いゲームメイクをしていきたい」と語った。また、「自分の強みはディフェンス。前から積極的にプレッシャーをかけて、チームに勢いを与えたい」と意気込みを示し、攻守両面での貢献を誓った。

選手たちは日々の練習を通して着実に成長を重ね、日本の強みであるスピードと連携を軸としたチームプレーの完成度を高めている。声と判断を大切にしながら、個々の役割を明確にする中で、チームとしての一体感も増してきた。韓国戦に向け、さらなる連携強化と個々のスキル向上を図りながら、選考会は続いていく。












