BOX

試合区分:No.148
開催期日:2024年12月14日
開始時間:15:30:00
開催場所: 太田市総合体育館
主審:大野 哲広
副審:嶋崎 貴,東條 輝正

東海大学 70 14 1P 12
12 2P 18
19 3P 15
25 4P 10
OT
OT
55 白鷗大学

東海大学

HC:陸川 章 
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
轟 琉維 9 1 4 2 8 2 2 2 1 4 5 1 3 2 0 26:56
ハーパー ジャン ローレンス ジュニア 4 0 3 2 6 0 0 2 1 3 4 3 2 3 0 27:45
中川 知定真 0 0 2 0 0 0 0 1 0 3 3 1 0 2 0 8:38
7 前野 幹太 6 0 1 2 5 2 2 2 0 3 3 3 1 4 1 32:55
9 江川 晴 DNP
16 赤間 賢人 8 1 2 2 2 1 2 1 0 1 1 0 0 0 0 12:10
17 横山 蒼太 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0:36
18 西田 陽成 25 5 8 4 9 2 4 2 0 2 2 0 0 2 0 27:50
22 大久保 颯太 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 3:19
23 君座 武志 2 0 1 1 1 0 0 0 0 2 2 0 0 0 1 7:03
25 ムスタファ ンバアイ 6 0 0 3 4 0 0 3 3 9 12 1 0 0 1 23:46
26 小林 巧 2 0 1 1 5 0 0 0 0 5 5 1 0 0 0 10:20
38 御林 広樹 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 5:38
60 佐藤 友 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1:59
77 直井 隼也 8 1 1 2 2 1 2 0 0 0 0 1 1 0 1 11:04
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1 6 1 0 0 0 00:00
合計 70 8 24 19 42 8 13 13 10 33 43 13 8 13 4 200:00

白鷗大学

HC:網野 友雄
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
4 佐伯 崚介 2 0 2 0 1 2 2 0 0 1 1 0 1 0 0 16:04
7 境 アリーム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 4 1 0 0 0 6:44
8 陳岡 流羽 8 0 1 4 6 0 0 3 0 5 5 1 1 0 0 20:44
15 小川 瑛次郎 DNP
20 根本 大 8 2 5 1 6 0 0 3 0 3 3 1 0 1 0 22:37
22 内藤 晴樹 3 1 4 0 3 0 0 0 0 3 3 1 2 1 0 21:41
25 モンガ バンザ ジョエル 8 0 0 2 7 4 7 0 3 5 8 4 0 1 1 33:16
34 小畠 一真 2 0 1 1 1 0 0 1 0 1 1 0 0 0 0 8:49
36 ポーグ 健 11 0 3 4 9 3 4 1 3 5 8 3 2 2 0 31:03
39 奥山 誠海 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:01
42 ウィリアムス ショーン 莉音 DNP
50 森山 陽向 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8:56
51 良知 宏大 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2 1 0 0 2:57
88 佐藤 涼成 13 2 3 3 11 1 1 4 0 3 3 4 2 2 0 27:07
93 齋藤 蓮人 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 5 3 8 0 0 0 0 00:00
合計 55 5 20 15 45 10 14 13 13 31 44 17 9 7 1 200:00

GAME REPORT

 第76回全日本大学バスケットボール選手権大会、関東地区1位白鷗大学と同2位東海大学の一戦。前半、両チームが互いに譲らぬ接戦を繰り広げた。東海大は序盤からアウトサイドシュートを武器にリードを奪い勢いを見せた。一方、白鷗大は、リバウンドとボールムーブメントを駆使し、試合の流れを徐々に引き寄せた。東海大はフリースローを確実に決め、点差を縮める場面もあったが、ファウルの多発がリズムを乱し、逆に白鷗大学に得点の機会を与える結果となり、白鷗大が4点のリードで前半終了。後半、白鷗大が序盤に3Pシュートで流れを掴むも、東海大は中盤以降、ディフェンスでの粘りと速攻を武器に勢いを取り戻す。特に第3クォーター終盤には、集中力を切らさず得点を重ね、同点に追いつく粘りを見せた。第4クォーターに入ると、東海大はディフェンスからリズムを作り、一気に主導権を握る展開に。シュートの精度と速攻の鋭さが際立ち、試合終盤にかけてリードを広げた。一方の白鷗大は、要所で得点を重ねるものの、ターンオーバーとシュート精度の低迷が響き、追撃には至らなかった。結果として、後半の勢いを持続した東海大が70-55で勝利をおさめ決勝進出を果たした。


 第1クォーター、東海大は#18西田の連続3ポイントシュートで好発進。その後、両チームは3Pシュートの応酬となるが、成功率は低調し、得点が伸び悩む時間が続く。白鷗大の#88佐藤が連続得点と巧みなパスで試合の主導権を握り、逆転に成功。終盤、両チームは高強度のディフェンスに苦しみ、激しいラリーが続く。終了間際、東海大#26小林が1対1からブザービーターを決め、12-14と東海大が2点リードで第1クォーター終了。


 第2クォーター、序盤、東海大は相手の隙を突いてリードを拡大。しかし、白鷗大#88佐藤がバスケットカウントを決め、反撃の狼煙を上げる。その後、東海大はフリースローで着実に得点を重ねるものの、ファウルが増え白鷗大にフリースローを与え、徐々に点差が広がる。東海大は#7前野の果敢なドライブなどで食い下がるも、白鷗大が主導権を握りゲームを進める。30-26、白鷗大が4点リードで前半を折り返した。


 第3クォーター、東海大はシュート精度の低下に苦しみ、得点が伸び悩む。一方で白鷗大は#20根本が要所で3ポイントシュートを沈めるなどし、リードを広げる。しかし、東海大#2轟の3Pシュートをきっかけにオフェンスのリズムを取り戻すと、試合は点の取り合いに。残り2分、東海大は#77直井の3ポイントシュートで同点に追いつき、その後両チームの堅守が光り、スコアは動かず、45-45、同点で最終クォーターへ突入。


 第4クォーター、開始早々、東海大#2轟のジャンプシュートで逆転。#77直井が卓越したオフェンスセンスでドライブから得点を重ね、リードを6点に広げる。白鷗大は#88佐藤の3Pシュートなど個人技で応戦するも、東海大は#18西田らの活躍でリードを保つ。残り5分、白鷗大はタイムアウトを要求。しかし、タイムアウト後も東海大#2轟の勢いは止まらず、残り3分には#18西田の3Pシュートで14点差に。最後まで食い下がる白鷗大だったが、ゲームの流れを掌握した東海大が寄せ付けず、70-55、15点差で勝利をおさめ決勝進出を果たした。


今村 友祐