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試合区分:No.136
開催期日:2016年11月27日
開始時間:17:00:00
開催場所: 国立代々木競技場 第二体育館
主審:伊藤 恒
副審:清水 幹治・伊藤 亮介

筑波大学 66 18 1P 13
16 2P 10
08 3P 12
24 4P 16
OT
OT
51 東海大学

筑波大学

HC:吉田健司
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
2 満田 丈太郎 4 0 1 1 6 2 2 1 1 3 4 4 1 0 0 25:57
4 青木 保憲 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 6:35
6 馬場 雄大 13 0 3 5 8 3 4 1 0 12 12 0 0 7 3 36:54
7 青木 太一 DNP
8 木林 毅 0 0 0 0 4 0 0 2 2 2 4 4 1 0 0 21:55
10 村岸 航 DNP
11 増田 啓介 8 0 0 3 7 2 4 2 2 3 5 1 0 0 0 17:57
14 波多 智也 5 0 0 2 2 1 1 4 2 1 3 0 1 0 0 16:26
17 杉浦 佑成 19 1 4 5 16 6 6 2 4 0 4 1 0 0 0 34:11
46 生原 秀将 13 1 4 3 5 4 5 2 0 4 4 2 0 2 0 33:24
57 大友 隆太郎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:43
65 玉木 祥護 DNP
76 寺部 亮佑 2 0 0 0 0 2 2 1 0 1 1 0 0 0 0 0:34
81 小原 翼 2 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5:23
88 牧 隼利 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 4 9 13 1 0 0 0 00:00
合計 66 2 13 20 49 20 24 16 15 35 50 14 4 9 3 200:00

東海大学

HC:陸川章
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
3 大矢 孝太朗 9 0 2 3 7 3 6 1 1 4 5 2 0 1 3 29:18
4 寺園 脩斗 14 4 12 1 5 0 0 5 0 3 3 5 2 0 0 37:42
10 鶴田 美勇士 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1 0 0 0 1 10:42
11 白戸 大聖 1 0 7 0 0 1 2 2 0 2 2 0 0 0 0 15:55
13 中山 拓哉 3 1 3 0 2 0 0 4 0 3 3 5 1 1 0 33:04
15 内田 旦人 DNP
19 三ッ井 利也 4 1 3 0 5 1 2 2 2 2 4 1 1 0 0 16:00
23 佐藤 卓磨 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 1 0 0 0 2:19
24 卜部 兼慎 DNP
25 平岩 玄 4 0 0 2 2 0 0 1 1 4 5 3 1 0 0 17:13
33 鈴木 隆史 2 0 6 0 1 2 2 3 1 1 2 0 1 0 0 13:30
35 伊藤 達哉 DNP
37 秋山 皓太 3 1 1 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3:57
81 関野 剛平 11 1 4 3 3 2 3 1 2 0 2 2 0 1 0 20:20
91 山本 健太 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 6 8 14 0 0 0 0 00:00
合計 51 8 38 9 26 9 15 21 14 28 42 19 6 3 4 200:00

GAME REPORT

関東1位筑波大学と関東2位東海大学の決勝戦。開始から両者一歩も引かず、互角の戦いを見せる。筑波大は高さを活かし、インサイドにオフェンスを入れさせず、東海大はボールマンプレッシャーを激しくし、タイトなディフェンスを見せ、どちらも簡単に得点を奪うことができない。序盤、筑波大は得点する選手を選ばず、的を絞らせないオフェンスを展開、わずかに前に出る。対する東海大は時折訪れる波を逃さず連取、何とか食らいつく。筑波大の堅守の前に東海大はフリースローでの加点しかならない状況が続く。その間、筑波大は個人技を中心としたオフェンスで着実にリードを広げる。その後も筑波大は最上級生を中心に試合全体を通してまとまりを見せ、試合の主導権を握る。終盤、意地の3Pシュートを沈める東海大だが逆転するには時間が足りず。66-51、決勝戦でも終始リードを保った筑波大が初の3連覇という栄光を手にした。


 第1ピリオド、両チームともにディフェンスに重点を置き、簡単な攻めをさせず、スローな立ち上がりを見せる。その中で筑波大は#6馬場のドライブ、#17杉浦の合わせ、#46生原のバスケットカウントと多彩なオフェンスで何とか加点する。一方の東海大は#3大矢がブロックショットを連発し、調子の良さを見せつけると、そのままオフェンスでも活躍を見せ対抗する。互角の攻防が繰り広げられるも、筑波大は#6馬場がファストブレイクを決め、わずかにリードを得る。18-13、終了間際に東海大#19三ツ井が3Pシュートを沈めるも、筑波大リードで第1ピリオドを終える。


 第2ピリオド、開始直後、筑波大が#17杉浦が3Pシュート、ジャンパーと連取しリードを二桁とすると、東海大はたまらずタイムアウトを請求。流れを変えたい東海大は#37秋山を投入、#37秋山が見事に期待に応え、3Pシュートを沈める。さらに東海大は#81関野がスティールからワンマン速攻を決め一気にビハインドを縮める。しかし、筑波大は#14波多がファウルを受けながらもシュートを決め、#46生原の個人技も炸裂、すぐさまリードを持ち直す。残り2分から両者ともにタイトなディフェンスの前に得点を奪えず。34-23、筑波大がリードを大きくし前半終了。


 第3ピリオド、東海大は#4寺園が遠距離から3Pシュートを2連続で決まり、流れを変えると、#3大矢のバスケットカウント、#13中山の3Pシュートと畳み掛け、ビハインドを4点まで縮める。主導権が変わるかに見えた試合展開だが、筑波大は#14波多がリバウンドをもぎ取り得点、リードは譲らない。42-35、筑波大優勢のまま勝負は最終ピリオドへ。


 第4ピリオド、筑波大は#17杉浦、#11増田が連続でジャンパーを沈め、#6馬場がダンクを叩き込み再び点差を二桁とする。反撃の糸口を掴みたい東海大だが筑波の守りが緩まらず、タフショットを放つしかならず、約5分間無得点と沈黙。その間に筑波大はフリースローを含め、全てのシュートを高確率で沈め、6連取、リードは最大16点に。ゲーム終盤、東海大は3Pシュート攻勢に出、#4寺園、#81関野がこれを沈めるも、追いつく時間は残されておらず。ファウルゲームに出る東海大だが、筑波大は#76寺部が冷静に決めて試合終了。66-51、4年生全員がコートに立った筑波大が悲願の3連覇を成し遂げた。

戸田 誠二