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試合区分:No.226
開催期日:2021年12月9日
開始時間:12:00:00
開催場所: 国立代々木競技場 第二体育館
主審:小嶋 慶子
副審:山田 依美里,野田 宏樹

東京医療保健大学 86 17 1P 16
24 2P 12
27 3P 12
18 4P 18
OT
OT
58 日本体育大学

東京医療保健大学

HC:伊藤 彰浩
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
1 古木 梨子 3 1 3 0 4 0 0 0 1 5 6 1 1 0 0 18:52
3 イベ エスター チカンソ 14 0 0 6 10 2 2 4 3 1 4 1 0 0 0 11:19
7 洪 潤夏 0 0 0 0 0 0 0 2 0 1 1 0 0 0 0 4:29
8 ジョシュアンフォノボ テミトペ 14 0 0 6 12 2 6 2 5 3 8 0 0 0 0 16:14
11 三好 青花 2 0 1 1 1 0 0 0 0 1 1 0 1 0 0 9:31
15 首藤 祐希 3 0 0 1 1 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 6:46
17 矢島 里都 2 0 1 1 3 0 0 3 2 4 6 0 0 0 0 18:45
18 池松 美波 2 0 2 1 3 0 0 0 1 2 3 0 2 0 0 16:46
22 林 真帆 14 4 9 0 0 2 2 0 0 1 1 0 0 0 0 20:08
25 伊森 可琳 11 1 4 3 7 2 3 2 2 1 3 1 0 0 0 21:16
77 岡本 美優 5 1 1 1 4 0 0 1 2 3 5 1 1 0 0 18:16
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 3 4 7 2 0 0 0 00:00
合計 70 7 21 20 45 9 15 14 19 26 45 6 5 0 0 250:00

日本体育大学

HC:木下 佳子
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
0 矢野 紗也佳 9 1 1 3 5 0 0 2 1 0 1 1 0 1 1 13:50
3 小野寺 佑奈 14 0 4 6 10 2 3 0 3 5 8 1 6 0 0 35:00
6 ムボムボ・ムロロ ファーロン 13 0 0 6 10 1 3 5 3 8 11 1 0 1 0 21:23
7 近藤 真弓 2 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 1 0 1 0 2:58
9 海老原 唯花 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 3:29
10 小林 きあら 2 0 0 1 2 0 0 1 1 0 1 0 0 0 0 4:31
11 齋藤 風香 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1:31
13 安江 沙碧梨 7 1 10 2 7 0 0 1 2 5 7 1 0 1 0 30:31
18 白川 万智 0 0 4 0 0 0 0 2 0 0 0 2 0 0 0 6:31
20 御子柴 百香 3 0 1 1 6 1 2 1 1 1 2 0 0 0 0 23:40
25 木村 瑞希 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2:58
26 赤穂 かんな 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2:58
52 大野 瑠里 0 0 0 0 2 0 0 4 2 1 3 1 0 0 0 10:06
54 太田 咲里 8 1 1 1 3 3 4 1 1 1 2 3 0 1 0 20:06
55 矢野 里美 0 0 0 0 1 0 2 1 2 2 4 0 0 0 0 20:28
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 3 4 0 0 0 00:00
合計 58 3 22 20 46 9 16 18 18 25 43 16 6 5 1 250:00

GAME REPORT

関東1位の東京医療保健大学と関東6位の日本体育大学による3回戦。前半、両者ともに開始から勢いづき、追って追われる展開を繰り返す。日本体育大が優勢となり試合が進むも、医療保健大が徐々にペースを上げ主導権を渡さない。後半、内外問わず得点を重ね、大幅にリードを得た医療保健大はそのままリズムを崩すことなく終盤へ。日本体育大も粘り強く食らいつくも惜しく、医療保健大がベスト4入りを果たした。


第1クォーター、序盤、#18池松の流れるようなプレーで先制点を挙げた医療保健大。対する日本体育大は#3小野寺によるアシストから連続点を挙げ、開始から拮抗した試合展開を演出する。勢いに乗る日本体育大は攻撃の手を休めず、#3小野寺を中心に前回女王を脅かす。中盤、医療保健大#77岡本が得意の3Pシュートを決めるも以降得点が続かず、対する日本体育大は#0矢野が隙を突いたプレーを繰り返し、リードを許さない。終盤、日本体育大に傾いた主導権を奪いたい医療保健大だが攻撃が噛み合わない。しかし冷静さ持ち臨んだ医療保健大が17-16、1点リードを取り第1クォーター終了。


第2クォーター、序盤、日本体育大#54太田の3Pシュートから戦況はますます熱くなり、互いに意地とプライドに満ちた展開を見せる。ミドル、アウトサイドから得点を重ねる日本体育大に対し、医療保健大は#8テミトペを起点にインサイドでの攻撃から得点を煽る。中盤、日本体育大に傾いていた主導権を医療保健大#1古木の3Pシュートが奪い取り、得点差は二桁へ。終盤、着実に得点を重ね41-28、スマートなプレーを繋いだ医療保健大がリードを広げ第2クォーター終了。


第3クォーター、序盤、ビハインドを返すべく格上に食らいつく日本体育大は、前半同様泥臭くゴールアタックを繰り返す。#3小野寺が中心となりトランジションの速い展開を作り出すと、ディフェンスからチャンスを奪い速攻から得点する。対する医療保健大は依然日本体育大の猛追に動じず、冷静沈着に試合を運ぶ。終盤、一気に点差を埋めたい日本体育大は積極的にシュートを放つも得点には至らず68-40、医療保健大#22林の2連続3Pシュートがさらに得点差を広げ第3クォーター終了。


第4クォーター、序盤、後がない日本体育大はディフェンスからリズムを作るも、医療保健大はこれを掻い潜り、内外バランスよくコンスタントに点を重ねる。中盤、セットオフェンスが整わない日本体育大は外に集中を置き、#0矢野、#3小野寺の3Pシュートが続くとさらにファールを誘うアタックからボーナスを得る。終盤、医療保健大はリザーブメンバーとなるもチームオフェンスを繋ぎ、#3チカンソのインサイド、俊敏にコートを駆ける#17矢島のリバウンドでダメ押しの攻撃へ。医療保健大はそのまま冷静さを失わず試合を運び86-58、チーム全員で勝利に向かった医療保健大が準決勝へ駒を進めた。


小荒井 春菜