2022.11.25

日本経済大学 西田選手 ~当たり前の積み重ね~

来たる12月3日(土)より、国立代々木競技場第二体育館他にて

第74回全日本大学バスケットボール選手権大会が開幕します。


はじめまして。日本経済大学女子バスケットボール部の西田恵菜です。
今回、このような機会をいただき、とても嬉しく思います。
私のバスケット人生を振り返り執筆させていただきます。

私は福岡県出身で小学一年生からバスケットを始めました。初めはお遊び感覚で始めたバスケットでしたが、気づけば15年間バスケットに夢中になっていました。
高校では地元を離れて大分県の日田藤陰高校に入学し、3年生の時に目標としていたインターハイに出場することができましたが、一回戦敗退という結果に終わり、大学ではもっと上を目指したいと思い、九州一位、インカレ常連校の日本経済大学に入学しました。

1年目では、高校と大学の違いを痛感しました。まず、フィジカルの強さ、スキルの高さ、スピードの違いを感じさせられ、レベルの高い先輩達についていくことで精一杯でした。
このままでは、こなすだけの練習になってしまい、自分の為にならないと思い、上手な先輩を見て学び、意識を高く持ち練習しようと試みました。
それを継続してきた事により、試合に少しずつ出る機会が増えました。最初は、試合に出ても自分の思い描くようなプレーが出来ず、とても悔しい思いをしたのを覚えています。

そして、自分のミスを淡々とカバーしてくださる先輩達を見ていたら私もこうなりたいと思い、練習だけでなく個人練習にも力を入れるようにしました。
そんな時、コロナウイルスの影響でチームでの活動が少なくなり、大会を棄権することもあり、どこにもぶつけられない、やるせない気持ちでいっぱいになりました。
チームメイトと、今は出来ることをやるしかないと話し合い、トレーニングや体力維持など1人でも出来ることを探し、コツコツ取り組みました。

4年生では、キャプテンを務めさせていただき、今年のチームのコンセプトは【応援されるチーム】です。
応援されるチームとは、どのようなチームか考え、わたしなりに出した答えは、当たり前のことを当たり前にする。
それは、挨拶や感謝を伝える、礼儀面でのことです。
いくらバスケットが上手でも、態度が悪かったり、挨拶をしなかったりする選手を応援しようとは思わないなと考え、些細な事かもしれませんが、このようなことをチームで徹底して行いました。
チームがうまくいかず、壁にぶつかることが何度もありましたが、チームメイトの支えもあり、九州では7年連続7回目の優勝を達成する事ができました。 


 4年間熱いご指導をしてくださった案浦監督、どんな時も味方でいて支えてくれた両親、大会を主催してくれる方々への感謝の気持ちをもち、インカレの舞台では、ベスト4を目指します。
日本経済大学の応援をよろしくお願いします。

日本経済大学の初戦は

12月7日(土) 11時00分〜 @駒沢オリンピック総合運動場室内球技場Aコート


常連校ならではの落ち着きと持ち味の堅守速攻に注目したい。

Writer
JUBF 広報部( )

おすすめのコラム・動画