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試合区分:No.45
開催期日:2022年12月10日
開始時間:15:00:00
開催場所: 国立代々木競技場 第二体育館
主審:長谷川 裕
副審:加藤 暁生,東條 輝正

東海大学 62 15 1P 22
15 2P 10
17 3P 13
15 4P 11
OT
OT
56 日本大学

東海大学

HC:陸川 章
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
0 黒川 虎徹 8 0 1 4 7 0 0 0 1 3 4 3 9 2 0 20:51
1 元田 大陽 0 0 1 0 2 0 0 1 1 1 2 0 1 0 0 14:28
2 元澤 誠 DNP
3 ハーパー ジャン ローレンス ジュニア 9 1 5 3 4 0 0 1 3 3 6 0 0 0 0 17:39
4 小玉 大智 3 1 2 0 2 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 10:40
7 前野 幹太 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 3:05
10 張 正亮 0 0 0 0 3 0 0 3 1 0 1 1 0 1 0 13:53
13 金近 廉 13 2 8 3 7 1 2 1 3 2 5 0 3 2 3 29:20
15 島谷 怜 5 1 1 1 7 0 0 3 0 1 1 0 1 0 0 19:09
16 西田 公陽 5 1 3 1 1 0 0 0 0 4 4 1 2 1 0 26:12
18 西田 陽成 11 1 3 4 7 0 0 1 2 4 6 0 2 0 0 17:51
23 君座 武志 DNP
24 松崎 裕樹 8 0 2 4 7 0 0 4 1 5 6 0 1 0 0 26:52
25 江原 信太朗 DNP
26 小林 巧 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 3 0 0 0 0 00:00
合計 62 7 26 20 47 1 2 16 13 25 38 7 19 6 3 250:00

日本大学

HC:城間 修平
No. PLAYER S PTS 3P 2P FT F REB TO AST STL BLK MIN
M A M A M A OFF DFE TOT
1 佐藤 大介 7 1 1 2 3 0 0 1 2 1 3 2 0 0 0 27:25
4 井上 水都 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0:12
6 野口 侑真 7 2 5 0 3 1 2 2 1 2 3 2 1 0 0 17:38
8 陳岡 燈生 3 1 3 0 2 0 0 1 0 1 1 1 1 0 0 15:26
10 新沼 康生 DNP
12 コンゴロー デイビッド 13 0 0 4 8 5 9 2 6 10 16 3 2 0 0 31:33
13 泉 登翔 DNP
15 鴇田 風真 7 0 3 3 5 1 3 1 0 3 3 0 3 2 0 20:58
20 矢澤 樹 0 0 1 0 2 0 0 3 0 2 2 2 0 1 0 23:23
22 飯尾 文哉 8 0 7 4 6 0 0 1 2 5 7 3 1 0 0 25:58
30 丸山 賢人 DNP
51 一戸 啓吾 5 0 1 2 4 1 1 1 0 0 0 1 0 0 0 16:25
59 山田 真史 DNP
63 クリバリ ガウソウ 2 0 0 1 2 0 0 0 1 1 2 2 0 0 1 8:26
81 宮城 真斗 4 0 0 0 0 4 4 0 2 4 6 2 0 0 1 12:35
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 4 0 0 0 0 00:00
合計 56 4 21 16 35 12 19 12 16 31 47 18 8 3 2 250:00

GAME REPORT

関東3位の東海大学と関東5位の日本大学による準決勝。序盤、インサイドの強みを生かし、主導権を握った日本大がリードを獲得するも堅守から流れを引き寄せた東海大が徐々にその点差を縮める展開に。後半に入ると拮抗した展開の中で#0黒川や#16西田(公)、#13金近らが得点を重ねた東海大がリードを獲得。その後は一進一退の攻防が続くも、流れを変えたのは東海大#13金近。試合時間残り1:34、同点の場面で3Pシュートを沈め、東海大は勢いそのままに日本大の猛攻を耐えきり、最終スコア62-56。勝ちへの執念を見せた東海大が3年連続で決勝へと駒を進めた。

 

第1クォーター、開幕から日本大は#51一戸や#15鴇田を中心に得点を重ねる。東海大も負けじと#13金近のダンクや#3ハーパーの3Pシュートで対抗。しかし、主導権を握ったのは日本大。#12コンゴローがインサイドでファウルを獲得し、ディフェンスでも東海大に自由を与えない。一方、東海大は#3ハーパーが負傷するアクシデントに遭い、#0黒川らが踏ん張るも、15-22、流れを掴んだ日本大が7点のリードを獲得して第1クォーター終了。


第2クォーター、東海大は#4小玉の3Pシュートで先制すると#18西田(陽)もそれに続き、試合を振り出しに戻す。その後は互いにディフェンスの強度が上がり、拮抗した展開となる。日本大が#12コンゴローのインサイドからの展開で得点すると、東海大も#15島谷を起点に華麗なパスワークやオフェンスリバウンドで得点機会を演出する。最終盤にはスティールからの速攻で東海大#3ハーパーが得点を沈め、30-32、点差を2点に縮めて前半を折り返す。

                                                                                                                           

第3クォーター、日本大は#15鴇田が起点となって得点を重ね、東海大も#0黒川や#13金近らを起点として攻撃を展開する。東海大#13金近のブロックから#16西田(公)がレイアップを沈め、この試合初めてリードを獲得することに成功。その後はリードが入れ替わるシーソーゲームとなるが、日本大が連続でターンオーバーを記録。対する東海大は着実に得点を重ね、47-45、東海大が逆転に成功し、第3クォーター終了。


第4クォーター序盤、東海大が#16西田(公)や#15島谷の3Pシュートで主導権を握ると、応援の勢いとも相まって勢いは最高潮に。何としても追いつきたい日本大は#22飯尾や#12コンゴローを中心に積極的に攻撃を仕掛け、試合を再び振り出しに戻す。その後は両者得点を許さず、東海大1点リードのまま試合は膠着する。この展開から一歩抜け出したのは東海大。同点に追いつかれた残り時間1:34、#13金近が値千金の3Pシュートを沈めると、主導権は完全に東海大に。追いすがる日本大の猛攻を耐え抜くと、#3ハーパー、#24松崎のレイアップで勝負あり。最終スコア62-56、勝負所でビッグプレーを起こし続けた東海大が日本大を破り、決勝への切符を勝ち取った。

花岡 優圭